JAの活動:【第29回JA全国大会特集】コロナ禍を乗り越えて築こう人にやさしい協同社会
【速報】第29回JA全国大会開く 持続可能な農業・地域共生の未来づくりを決議2021年10月29日
JA全中は10月29日、東京都内のホテルで第29回JA全国大会を開催し、大会決議「持続可能な農業・地域共生の未来づくり」を採択した。
主催者あいさつをする中家会長
主催者を代表しJA全中の中家徹代表理事会長は、コロナ禍で命と暮らしが大きな影響を受けるなか、厚生連病院をはじめとするJAの厚生事業の関係者が組合員と地域の健康を守ってきたことに謝意を述べるとともに、JA自己改革に取り組んできたJAトップ層に向け、「徹底的な対話で創意工夫ある取り組みで着実に成果を挙げている。尽力に感謝する」と述べた。
そのうえで「地域と組合員に対してJAの存在感を高めていくこと、なくてはならない組織になることが求められている。自己改革に終わりはないが、大会は新たなステージに進むための重要な転換点。(大会決議の実践を)第一歩にしよう」と呼びかけた。
岸田文雄首相はビデオメッセージを寄せ、農業の成長産業化と多面的機能を重視し食料安保を強化するなどとあいさつした。
金子原二郎農林水産大臣はJAグループに対して「農業を強くし美しく豊かな農村を次世代につなげることを期待する」と述べるとともに「若者が将来を託すことができる農業の実現に全力で取り組む」と強調した。
会場にはJA組合長ら600人、オンラインで800人、合計1400人が参加した。
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