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【クローズアップ:中酪「ミルククラブ」130号刻む】酪農家と消費者結び約20年2021年4月14日

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中央酪農会議が事務局を務める「MILK CLUB」(ミルククラブ)は、酪農家と消費者を結ぶ。冊子は年数回の季刊発行で今春130号を刻んだ。特集は地域で頑張る酪農一家を取り上げ、生産者の気概を伝える。

「ミルククラブ」

読者は6万部で現場の声伝える

冊子「ミルククラブ」は1992年に創刊した。ちょうど、貿易自由化の暴風雨が吹き荒れた時期と重なる。コメ部分開放を含むガット農業交渉が妥結した1993年の1年前だ。

酪農家目線で生産現場の「生の声」を伝えようとつくった。今に続く酪農家と消費者の双方向の情報交換の場としても位置付く。

農高生特集の冊子100号は8年前

大きな区切りとなった冊子100号は2013年秋季号。創刊から11年後のことだ。100号特集「新・大地から」は、日本の牛乳を守る旗手達として農業高校生にスポットを当てた。長崎県立島原農業高校畜産部を訪ね、全国的に珍しい卒業生でつくるOB組織による乳牛共進会B&Wショーの取り組みを紹介した。

九州は北海道、関東などに次ぐ酪農の大産地を持つ。今後の牛飼いを引く継ぐ農高生らに熱い気迫が伝わる内容だ。

130号は頑張る都市近郊経営

今回の130号(2021年春季)は、連載特集「日本の牛乳・日本の酪農」で神奈川県平塚市の三代にわたり酪農を続ける片倉牧場を取り上げた。横浜に近くいわば都市近郊酪農である。

都市近郊の酪農は、消費者理解が欠かせない。そこで牧場での地域交流やホルスタインとともに、乳脂肪率の高いジャージー牛を飼い独自の加工品をつくり差別化商品としての販売を行う。

ジャージー乳で付加価値加工品

片倉牧場のジャージー乳は、車で10分ほどの地元のJA湘南農産物直売所に併設された「あさつゆ工房」に出荷しジュラートや濃厚な風味が人気のソフトクリームの原料となる。

北海道の酪農学園大学短大で学んだ三代目の片倉幸一さんは様々なアイデアで、都市近郊酪農の可能性を追求している。今年中には自ら製作したキッチンカーでジャージー乳からチーズやジェラートに加工し販売する計画を進める。

読者便りで酪農家励ます

「ミルククラブ」の狙いは酪農家と消費者を結ぶこと。冊子の最終ページ近くには読者からのお便りコーナーは、生消交流の役割を果たす。130号では、大阪の読者から生乳成分の季節別変化や牛乳の機能性などの記事がとても参考になったとの投稿。都市に住む消費者の酪農理解に役立っていることを裏付けている。

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