「農業の復興・再生を」萬歳章JA全中会長 JAグループが平成25年業務を始動2013年1月4日
JAグループ中央機関は1月4日、東京・大手町のJAビルで新年賀詞交歓会を開いた。
萬歳章JA全中会長は平成25年の活動の抱負を、巳年にかけて「ヘビが脱皮するよう、農業の復興、再生の取り組みをスタートする年にしたい」と述べた。
その重要課題として、TPP交渉参加への断固反対、東日本大震災からの復興支援、ポストIYC(国際協同組合年)運動として一般市民に対する協同組合の役割・活動のアピールの継続、農業者・JA組合員の世代交代への対応、などを挙げた。
TPPについては、「(万が一、参加するとなれば)農畜産物だけでなく日本の司法や行政もすべてが壊されるものであることを、広く理解してもらえるよう、引き続き運動を展開していきたい」と述べた。ポストIYCの活動としては、「小中高校の学習指導要領や大学教育でも、協同組合に関する教育を入れていくような働きかけが必要」だとした。
また、7月に予定されている参議院選挙については、「(全国農政連として推薦を決めている山田俊男議員に対して)前回を上回る得票数を集め、農業団体としての力を世間にアピールしたい」と述べた。
(写真)
新年のあいさつを述べる萬歳会長
(関連記事)
・【2013 年頭所感】 JAグループ全国機関 (2013.01.01)
・TPP、党の判断基準6項目をふまえる 林農相がJAグループ幹部に (2012.12.28)
・総選挙結果にJA全中会長が談話 (2012.12.17)
・【TPP】 参加反対を明確にした候補者・政党を支援 総選挙に向けJA全中会長が談話 (2012.11.16)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(130)-改正食料・農業・農村基本法(16)-2025年2月22日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(47)【防除学習帖】第286回2025年2月22日
-
農薬の正しい使い方(20)【今さら聞けない営農情報】第286回2025年2月22日
-
全76レシピ『JA全農さんと考えた 地味弁』宝島社から25日発売2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年2月21日
-
農林中金 新理事長に北林氏 4月1日新体制2025年2月21日
-
大分いちご果実品評会・即売会開催 大分県いちご販売強化対策協議会2025年2月21日
-
大分県内の大型量販店で「甘太くんロードショー」開催 JAおおいた2025年2月21日
-
JAいわて平泉産「いちごフェア」を開催 みのるダイニング2025年2月21日
-
JA新いわて産「寒じめほうれんそう」予約受付中 JAタウン「いわて純情セレクト」2025年2月21日
-
「あきたフレッシュ大使」募集中! あきた園芸戦略対策協議会2025年2月21日
-
「eat AKITA プロジェクト」キックオフイベントを開催 JA全農あきた2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付、6月26日付)2025年2月21日
-
農業の構造改革に貢献できる組織に 江藤農相が農中に期待2025年2月21日
-
米の過去最高値 目詰まりの証左 米自体は間違いなくある 江藤農相2025年2月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】有明海漁業の危機~既存漁家の排除ありき2025年2月21日
-
村・町に続く中小都市そして大都市の過疎(?)化【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第329回2025年2月21日
-
(423)訪日外国人の行動とコメ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月21日
-
【次期酪肉近論議】畜産部会、飼料自給へ 課題噴出戸数減で経営安定対策も不十分2025年2月21日
-
「消えた米21万トン」どこに フリマへの出品も物議 備蓄米放出で米価は2025年2月21日