「人・農地プラン」作成市町村1300超 農水省2013年5月7日
農林水産省は5月1日、3月末現在の「人・農地プラン」の作成状況などをまとめ公表した。
「人・農地プラン」(以下、プラン)を作成しようとしている市町村数は1560、地域数では1万7481となっている。
このうち集落・地域への説明をおおむね終了しているのは、プランを作成しようとしている市町村の98%にあたる1524市町村となった。
作成のための検討会を開催したのは、同84%にあたる1318市町村で2月末の同61%(948市町村)から大きく増えた。さらにプラン作成にまで至っていたのは同84%にあたる1312市町村でこれも2月末の同56%(876市町村)から大きく増えた。地域数は7573で同43%となっている。
プランを作成した市町村数と地域数のブロック別内訳は以下のようになっている(%はプランを作成しようする市町村数対比)。
▽北海道 158市町村(92%)724地域
▽東北 173市町村(82%)1418地域
▽関東 289市町村(77%)882地域
▽北陸 77市町村(97%)1447地域
▽東海 89市町村(76%)353地域
▽近畿 113市町村(74%)509地域
▽中国・四国 170市町村(87%)842地域
▽九州・沖縄 243市町村(93%)1398地域
プランは将来の地域農業の姿について▽集落・地域の関係者が徹底的に話し合い▽今後の中心となる経営体とそこへの農地集積をどう進めるか▽中心経営体以外を含めた地域農業のあり方をどう描くのか、といった計画を策定するもの。一度作成したプランについて、さらに多くの農業者の参加で見直しを図ることも可能で、国は規模拡大や農地の出し手などに支援する。
農水省はプラン作成の意向のある市町村で25年度中に作成が実現されるよう、先進事例の情報提供を通じて取り組みを推進することにしている。
(関連記事)
・人・農地プランの作成市町村数876(2013.03.28)
・「人・農地プラン」の作成市町村34% 農水省(2012.12.26)
・「人・農地プラン」 作成済み市町村は2割秋からの話し合いで成果を 農水省 (2012.10.29)
・【人づくり・組織づくり・地域づくり】 作りあげよう!実践しよう!自らの手で JA全中営農農地総合対策部担い手・農地対策課課長 田村政司 (2012.10.05)
重要な記事
最新の記事
-
米の価格 過去最高更新 60kg2万6485円 茨城産あきたこまち4万円超2025年3月19日
-
政府備蓄米 第2回入札3月26日から実施 農水省2025年3月19日
-
「国賊」と「下剋上」【小松泰信・地方の眼力】2025年3月19日
-
神奈川県横浜市の歴史的風致維持向上計画を認定 農水省など2025年3月19日
-
高山市、国見町、奈良市の歴史的風致維持向上計画(第2期、第3期)を認定 農水省など2025年3月19日
-
GI取得「高山きゅうり」など農畜産物・加工品7産品 農水省2025年3月19日
-
JAグループ宮城ICT搭載農機実演研修会を開催 JA全農みやぎ2025年3月19日
-
有機質肥料「エコべジP721」発売 JA全農岐阜がJAぎふ・片倉コープアグリと共同で商品化2025年3月19日
-
サキホコレで咲き誇れ!~「ハレの日」企画 イラストレーター「凪」さんデザイン「サキホコレ」米袋数量限定販売 JA全農あきた2025年3月19日
-
「新潟ハーフマラソン2025」開催!参加賞としてニッポンエールグミを提供 JA全農にいがた2025年3月19日
-
「にいがた酒の陣2025」で新潟米をPR JA全農にいがた2025年3月19日
-
栃木県産「とちあいか」果汁使用「ストロベリーホワイトモカ」新発売 JA全農2025年3月19日
-
廃棄野菜を動物園の餌に 農林中金の紹介で九州西濃運輸が参画 長崎バイオパークとJA島原雲仙2025年3月19日
-
農福連携がテーマの直売所「ベジポケット」4月1日にオープン JA横浜2025年3月19日
-
SEADS(シーズ)令和6年度修了式 JA鶴岡2025年3月19日
-
地元の麦でまえばしうどん 麦豚カレーはスパイシーで味わい深く JA前橋市2025年3月19日
-
管内の恵みをジャムに いちごとうめ JA水戸2025年3月19日
-
コシヒカリの魅力、磨き上げ 7つの基準に生産者の誇り JA福島さくら2025年3月19日
-
【次期酪肉近本文案】酪農拡大路線を転換 生乳目標732万トン据え置き2025年3月19日
-
【JA全農の若い力】飼料畜産中央研究所(2)飼料品質で経営支援 山口真弥さん2025年3月19日