緑茶「べにふうき」が受賞 産学官連携表彰2013年8月21日
農林水産省は8月19日、第11回産学官連携功労者表彰の農林水産大臣賞受賞者を発表した。今回は農研機構と(株)バスクリンによる「メチル化カテキン高含有『べにふうき』緑茶とそれを利用した外用剤の開発」が受賞した。
農研機構はメチル化カテキンを多く含む緑茶「べにふうき」を継続的に飲むことで、アレルギー性鼻炎が軽減されることを発見。さらにそのエキスには肌のかゆみなどを抑制する効果があることから、バスクリンとの共同研究で入浴剤、ボディーソープ、ベビー沐浴剤などの商品群を開発した。
そのうちのひとつ、液体入浴剤ソフレは平成20年に発売し、累計1405万本(約114億円)を売るヒット商品に。「べにふうき」は鹿児島県で契約栽培を行っており、新規需要が創出されたことで21年には133haにまで作付を拡大している。
8月29日、東京ビッグサイトで行われる「イノベーション・ジャパン2013」内で表彰式が行われる。
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