TPPで全国代表者集会 10月2日、JA全中2013年9月25日
TPP(環太平洋連携協定)交渉が年内妥結に向けて加速化が懸念されるなか、JA全中は10月2日、東京・日比谷野外野外音楽堂で「TPP交渉から『食と暮らし・いのち』を守り『国会決議の実現』を求める全国代表者集会」を開く。全国から約3000人が集まり、国民への情報開示の徹底と国会決議の遵守を強く求める。
8月末までブルネイで行われた第19回会合では、参加国閣僚や首席交渉官の共同声明で、10月7日からインドネシアで開かれるAPEC(アジア太平洋経済協力)首脳会合を「重要な節目」と位置づけ、年内妥結に向けて交渉を加速化させる意欲が示された。
しかし、交渉がヤマ場を迎えるにもかかわらず、守秘義務を理由に情報開示や国民的議論が十分に行われておらず、国民は大きな不安と危惧を抱いている。 TPP交渉参加にあたって自民党や国会は「農林水産分野の重要5品目などの聖域の確保を最優先し、それが確保できないと判断した場合は、脱退も辞さないものとする」と決議しているほか、「食の安全・安心を損なわないこと」、「国民への十分な情報提供と国民的議論を行うよう措置すること」なども明記されている。
これをふまえ集会では政府・与党に対して、国権の最高意思決定機関たる国会の決議を遵守するとともに国民への情報開示の徹底を求める。
集会は午前11時から12時半まで。
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