新規研究課題として88課題を実施 農水省2013年10月16日
農水省は、平成25年度「農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業」の新規研究課題として、88課題を採択した。
農水省は、農林水産業・食品産業の成長産業化に必要な研究開発を研究段階から実用段階まで支援するため、提案公募型の「農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業」を実施している。
この事業では、基礎段階の研究開発を「シーズ創出ステージ」、応用段階の研究開発を「発展融合ステージ」、実用化段階の研究開発を「実用技術開発ステージ」とし、研究開発を支援している。また、優れた研究成果を創出した研究課題は、公募を通さずに次の研究ステージに移行できる仕組み(移行審査)を導入している。
25年度の公募では、シーズ創出ステージに235課題、発展融合ステージに91課題、実用技術開発ステージには239課題の応募があったが、書面およびヒアリング審査を行い、その結果を踏まえて、シーズ創出ステージ19課題、発展融合ステージ17課題、実用技術開発ステージ47課題を新規研究課題として採択し、委託契約を締結した。また、移行審査の結果、5課題を発展融合ステージの新規研究課題として採択し委託契約を締結した。
採択された研究課題については、農林水産技術会議のホームページで公開されている。
▽シーズ創出ステージ
▽発展融合ステージ
▽実用技術開発ステージ
(関連記事)
・若手研究者5人を表彰 農林水産技術会議(2013.10.11)
・植物防疫に貢献、3人の研究者を表彰 報農会(2013.09.27)
・糸状菌生物農薬の利便性・効果を大きく改善(2013.09.17)
・農作物への放射性物質移行対策 農水省が研究(2013.07.10)
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