農村の読書離れ一層進む 家の光調査2013年10月16日
10月27日から読書週間だが、農村の読書離れが一層進んでいる。家の光協会は10月9日、第68回「全国農村読書調査」結果(速報)を発表した。月刊誌、週刊誌、書籍のいずれかを読んでいる人は59%で、書籍読書率49%とともに過去最低値に近く、雑誌読書率は30%で過去最低だった。
読んでいる月刊誌(毎号読むと時々読むの合計)は、1位が「家の光」(家の光協会)、2位が「現代農業」(農山漁村文化協会)、3位が「オレンジページ」(オレンジページ)だった。
週刊誌(同)は、1位が「女性自身」(光文社)、2位が「週刊現代」(講談社)、3位が「週刊少年ジャンプ」(集英社)、4位が「週刊文集」(文藝春秋)、5位が「女性セブン」(小学館)。
半年間に読んだ書籍は、1位が5年連続で『ONE PIECE』(尾田栄一郎/集英社)、2位が『永遠の0』(百田尚樹/講談社)で、好きな作家は1位が東野圭吾(5年連続1位)、2位が宮部みゆき、3位が赤川次郎だった。このほか、1日平均の雑誌・書籍の読書時間は、読んだ人の平均が32分だった。
全国60カ所の農林業地区に住む16歳から79歳の1200人を対象に調査(有効回答数847人、回収率70.6%)。
(関連記事)
・戦後の農村読書傾向が一目 家の光協会(2013.06.05)
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