間伐材産直で森林を買い支え パルシステム2014年1月9日
南都留森組(山梨県)と産直協定
生協のパルシステム連合会は、山梨県都留市の南都留森林組合と1月16日に産直協定を締結。地元間伐材を使用した商品開発を検討していく。
パルシステムでは、2012年に「森林・林業方針」を制定。これに基づいて同年からプロジェクトを立ち上げ、国内の森林・林業について学びながら、林業における産直の可能性を追求するとともに、提携産地の健闘を進めてきていた。
そして、地域住民や産業界と連携しながら森林や木材を活用した新たな取組みを行い、2010年から1山全体(約100ha)の民有林における大規模森林整備事業にも着手している南都留森林組合と、パルシステムとしては初の林業分野での産直協定を締結することにした。
◇
パルシステムの「森林・林業方針」の概要は以下の通り。
前文で、東京電力福島第一原発事故によって、「森林地域に大量の放射性物質が降下し、広範囲にわたり汚染」され「森林、林業の改善に取り組むうえで横たわる深刻な問題」となっていることを指摘。この解決には、「国を挙げた取り組みが必要」としたうえで、パルシステムとしては「大切な森林を後世に引き継ぐための方策を模索し、その役割を果たして」いくとして、次の4つを大きな柱として挙げている。
1 森林環境の保全・再生の取り組みを進め、持続可能な森づくりに貢献します。
2 日本の林業を再生する取り組みを支援します。
3 森林資源の持続性に寄与する木材利用を拡大します。
4 森林、林業に関わる教育活動を行います。
(関連記事)
・原子力発電からの脱却求める パルシステム(2014.01.06)
・パルシステム 福島の子ども守るプログラム(2013.12.06)
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 高知県2024年7月16日
-
【注意報】イネカメムシ 県内全域で多発のおそれ 鳥取県2024年7月16日
-
30年目を迎えたパルシステムの予約登録米【熊野孝文・米マーケット情報】2024年7月16日
-
JA全農、ジェトロ、JFOODOが連携協定 日本産農畜産物の輸出拡大を推進2024年7月16日
-
「雨にも負けず塩にも負けず」環境変動に強いイネを開発 島根大学・赤間一仁教授インタビュー2024年7月16日
-
藤原紀香がMC 新番組「紀香とゆる飲み」YouTubeで配信開始 JAタウン2024年7月16日
-
身の回りの国産大豆商品に注目「国産大豆商品発見コンクール」開催 JA全農2024年7月16日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」鹿児島県で黒酢料理を堪能 JAタウン2024年7月16日
-
【役員人事】ジェイエイフーズおおいた(6月25日付)2024年7月16日
-
【人事異動】ジェイエイフーズおおいた(4月1日付)2024年7月16日
-
日清食品とJA全農「サプライチェーンイノベーション大賞」で優秀賞2024年7月16日
-
自然派Style ミルクの味わいがひろがる「にくきゅうアイスバー」新登場 コープ自然派2024年7月16日
-
熊本県にコメリパワー「山鹿店」28日に新規開店2024年7月16日
-
「いわて農業未来プロジェクト」岩手県産ブランドキャベツ「いわて春みどり」を支援開始2024年7月16日
-
北海道で農業×アルバイト×観光「農WORK(ノウワク)トリップ」開設2024年7月16日
-
水田用除草ロボット「SV01-2025」受注開始 ソルトフラッツ2024年7月16日
-
元気な地域づくりを目指す団体を資金面で応援 助成総額400万円 パルシステム神奈川2024年7月16日
-
環境と未来を学べる体験型イベント 小平と池袋で開催 生活クラブ2024年7月16日
-
ポーランドからの家きん肉等の一時輸入停止を解除 農水省2024年7月16日
-
JAタウンのショップ「ホクレン」北海道産メロンが当たる「野菜BOX」発売2024年7月16日