「基本計画」見直しスタート 自給率目標を議題に2014年1月28日
林農相、食料・農業・農村政策審議会へ諮問
林芳正農水相は1月28日、食料・農業・農村政策審議会(生源寺眞一会長)に、「食料・農業・農村基本計画(基本計画)」の見直しなどを諮問した。
現行の基本計画は平成22年3月に閣議決定されており、おおよそ5年ごとに見直すべきだとされている。今後1年かけて10年ほど先を見通した新たな基本計画を策定するための議論を行っていくことになる。
審議会の冒頭、林農水相は、新たな基本計画は昨年末に政府が策定した「農林水産業・地域の活力創造プラン」で示した方向に基づき、農業を若い人たちが希望を持てるような産業に育て、美しい農山村を守っていけるような計画にしてほしい、と審議会委員らに要請した。
審議会では2月以降、月1回のペースで企画部会(中嶋康博部会長)を開き、夏までは現行計画の検証を行う。夏以降は、食料自給率などの目標設定の考え方、将来の農業の姿、施策の具体的な方向性などを主要なテーマにして、年度内に新たな基本計画案を取りまとめて答申する予定だ。
(写真)
審議会へ諮問する林農水相(左)と、諮問を受ける生源寺会長
重要な記事
最新の記事
-
【中酪2024年度乳量】都府県300万トンの大台割れ 用途別は飲用、発酵乳苦戦2025年4月17日
-
柑橘のかいよう病 南関東などで多発のおそれ 令和7年度病害虫発生予報第1号 農水省2025年4月17日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】目指す方向を明確にせずして酪農・乳業の未来なし2025年4月17日
-
むらの鎮守さまの祭り【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第336回2025年4月17日
-
環境負荷低減の「見える化」品目にピーマン追加2025年4月17日
-
「東建ホームメイトカップ2025」で優勝した生源寺選手に三重県産コシヒカリを贈呈 JA全農みえ2025年4月17日
-
「ひろしまの旬を楽しむ野菜市~ベジミル測定~」を無印良品3店舗で初開催 JA全農ひろしま2025年4月17日
-
小学生の食農教育補助教材を秋田県に贈呈 JA全農あきた、JAバンクあきた2025年4月17日
-
人気の「但馬牛」をたっぷり1kg 3つの特典付き商品を数量限定で販売 JAタウン2025年4月17日
-
JA新みやぎ、トレ食と未利用バイオマスの有効活用で協定締結 ヤマタネ2025年4月17日
-
「地球の歩き方」と初コラボ『おいしい日本の届け方』発行 農水省2025年4月17日
-
「冷凍食品」の購入量 物価上昇でも影響は比較的小さく「冷凍食品の利用状況」実態調査2025年4月17日
-
「米コ塾」が2年目を迎え、現場へ足を運び、販促イベントなどを企画 米・米粉消費拡大推進プロジェクト事務局2025年4月17日
-
徳島県・東みよし町"1年中いちごが採れる町"の発展を支援 「企業版ふるさと納税」活用による寄附 NEXYZ.Group2025年4月17日
-
人気インフルエンサー「農家の孫まっち」さんが公式アンバサダーに就任 クールコネクト2025年4月17日
-
農業機械導入を後押し「補助金申請代行サービス」提供開始 唐沢農機サービス2025年4月17日
-
鹿児島工場操業50周年記念「ポテトチップス九州味自慢 甘口しょうゆ味 黒さつま鶏仕立て」発売 カルビー2025年4月17日
-
香取市で「たちばなパークフェスMEET&MEAT」開催 肉料理のキッチンカーが大集合2025年4月17日
-
コープいしかわを事業支援 職員派遣を継続新たに3人を派遣 コープデリ2025年4月17日
-
アクト・ノードが「中小企業優秀新技術・新製品賞」のソフトウエア部門で優秀賞を受賞2025年4月17日