7月まで現行計画検証 農政審企画部会2014年3月6日
食料・農業・農村政策審議会の企画部会は2月25日の会合で農水省が示した当面の企画部会の進め方を了承した。
来年3月策定予定の新基本計画を議論する企画部会は夏までの間、現行基本計画を検証することにしている。
検証の進め方は○基本法制定(平成11年)以降の政策展開も含め、基本法に掲げられた政策理念との関係もふまえて基本法の条文ごとに検証、○食料自給率目標、農業構造や経営展望、農地面積の確保などの目標達成状況と達成・未達成の要因を検証、する。
2月25日の第2回企画部会では食料の安定供給の確保に関する施策についての検証を行った。基本法の条文では第16条、第17条がこの施策に関連する。今後の予定は以下のとおり。
【第3回企画部会(3月頃)】
○食料の安定供給の確保に関する施策について検証[2](基本法第18条?第20条)
○食料自給率目標、品目ごとの生産数量目標、全国の延べ作付け面積・農地面積・耕地利用率の目標達成状況とその要因分析・検証[1]
【第4回企画部会(4月頃)】
○食料自給率目標など目標達成状況とその要因分析・検証[2]
○構造展望、経営展望の達成状況とその要因分析・検証
○農業の持続的発展に関する施策についての検証[1](基本法第21条?第28条)
【第5回企画部会(5月頃)】
○農業の持続的発展に関する施策についての検証[2](基本法29条?第33条)
【第6回企画部会(6月頃)】
○農村の振興に関する施策についての検証[1](基本法第34条、第35条)
【第7回企画部会(7月頃)】
○農村の振興に関する施策についての検証[2](基本法第36条)
○団体の再編整備等に関する施策についての検証(基本法第38条)
(関連記事)
・(82)自給率向上は国民的要望?基本計画、議論の要?(2014.03.05)
・「人・農地プラン」 全国1392市町村が作成(2014.03.04)
・畜産・酪農も基本方針見直し-農水省(2014.02.19)
・「基本計画」見直しスタート 自給率目標を議題に(2014.01.28)
・補給金単価0.25円値上げ 26年度畜酪対策(2013.12.19)
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】ホウレンソウにクロテンコナカイガラムシ 県内で初めて確認 神奈川県2024年12月23日
-
【注意報】カンキツ類にミカンナガタマムシ 県内全域で多発 神奈川県2024年12月23日
-
24年産新米、手堅い売れ行き 中食・外食も好調 スーパーは売り場づくりに苦労も2024年12月23日
-
「両正条植え」、「アイガモロボ」 2024農業技術10大ニュース(トピック1~5) 農水省2024年12月23日
-
多収米でコメの安定生産・供給体制を 業務用米セミナー&交流会 農水省補助事業でグレイン・エス・ピー ①2024年12月23日
-
多収米でコメの安定生産・供給体制を 業務用米セミナー&交流会 農水省補助事業でグレイン・エス・ピー ②2024年12月23日
-
香港向け家きん由来製品 島根県、新潟県、香川県からの輸出再開 農水省2024年12月23日
-
農泊 食文化海外発信地域「SAVOR JAPAN」長野、山梨の2地域を認定 農水省2024年12月23日
-
鳥インフル 米アイダホ州、ネブラスカ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年12月23日
-
農林中金 当座預金口座規定を改正2024年12月23日
-
農林中金 変動金利定期預金と譲渡性預金の取り扱い終了2024年12月23日
-
「JA全農チビリンピック2024」小学生カーリング日本一は「札幌CA」2024年12月23日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」栃木県で三ツ星いちご「スカイベリー」を収穫 JAタウン2024年12月23日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」大分県で「地獄めぐり」満喫 JAタウン2024年12月23日
-
「全農親子料理教室」横浜で開催 国産農畜産物で冬の料理作り JA全農2024年12月23日
-
「愛知のうずら」食べて応援「あいちゴコロ」で販売中 JAタウン2024年12月23日
-
Dow Jones Sustainability Asia Pacific Indexの構成銘柄7年連続で選定 日産化学2024年12月23日
-
「東北地域タマネギ栽培セミナー2025」1月に開催 農研機構2024年12月23日
-
NTTグループの開発した農業用国産ドローンの取り扱い開始 井関農機2024年12月23日
-
北海道立北の森づくり専門学院 令和7年度の生徒を募集2024年12月23日