豪雪対策ファンドを創設 農林中央金庫2014年3月18日
JAバンク(JA、信連、農林中金)は豪雪による被災農業法人を出資面から支援する「平成26年豪雪対策ファンド」を創設することを決めた。
豪雪により被災した農業者に対してJAバンクは資金繰りの円滑化に資するため▽新規借り入れや既往の借入金返済に関する相談窓口の設置、▽低利災害資金の創設、▽利子補給の実施などの支援を行っている。利子補給については対象融資額を総額2000億円を予定し、借入者の金利負担が無利子となることをめざしている。
これに加えて長期間にわたり安定した支援を行うため、アグリビジネス投資育成(株)と連携して被災農業法人等に対して出資を行う「平成26年豪雪対策ファンド」を創設することにした。出資期間は15年以内。原則上限3000万円で資金枠は総額10億円。3月下旬から取り扱いを開始する。
また、豪雪被害にあった組合、連合会、農林水産業者、農業法人等を対象に緊急的な金融支援対策として「平成26年豪雪対策ローン」も創設する。 貸出期間は原則10年以内。貸出金額は原則上限5000万円。対象資金は災害復旧のための設備資金や事業再開にかかる運転資金等。長期資金と短期資金を準備、長期資金の場合は当初3年間は無利子とする。資金枠は総額50億円で3月下旬から取り扱いを開始する。
(関連記事)
・長野で紙芝居セットを寄贈 農林中金 (14.03.17)
・JAバンクCS改善運動 26年度は15県域で導入(2014.03.12)
・農林中金が法人協会とパートナーシップ協定(2014.03.07)
・JA貯金、前年同月比2%の伸び 農林中金(2014.02.26)
・自己資本比率23.55% 農林中金3月末(2014.02.24)
重要な記事
最新の記事
-
基本法施行後初の予算増確保へ JAグループ基本農政確立全国大会に4000人 生産者から切実な訴え2024年11月22日
-
「適正な価格形成」国関与で実効的に JA群馬中央会・林会長の意見表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
JAグループ重点要望実現に全力 森山自民党幹事長が表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
農林水産省 エン・ジャパンで「総合職」の公募開始2024年11月22日
-
鳥インフル 米モンタナ州、ワシントン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
鳥インフル オランダからの生きた家きん等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
11月29日「ノウフクの日」に制定 全国でイベント開催 農水省2024年11月22日
-
(411)「豚ホテル」の異なるベクトル【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月22日
-
名産品のキャベツを身近に「キャベツ狩り選手権」開催 JA遠州中央2024年11月22日
-
無人で水田抑草「アイガモロボ」NEWGREENと資本業務提携 JA三井リース2024年11月22日
-
みのるダイニング名古屋店開業2周年「松阪牛ステーキ定食」特別価格で提供 JA全農2024年11月22日
-
【スマート農業の風】農業アプリと地図データと筆ポリゴン・eMAFF農地ナビ2024年11月22日
-
自動運転とコスト【消費者の目・花ちゃん】2024年11月22日
-
イチゴ優良苗の大量培養技術 埼玉農業大賞「革新的農業技術部門」で大賞受賞 第一実業2024年11月22日
-
「AGRIST Aiサミット 2024」産官学金オープンイノベーションで開催2024年11月22日
-
厚木・世田谷・北海道オホーツクの3キャンパスで収穫祭を開催 東京農大2024年11月22日
-
大気中の窒素を植物に有効利用 バイオスティミュラント「エヌキャッチ」新発売 ファイトクローム2024年11月22日
-
融雪剤・沿岸地域の潮風に高い洗浄効果「MUFB温水洗浄機」網走バスに導入 丸山製作所2024年11月22日
-
農薬散布を効率化 最新ドローンなど無料実演セミナー 九州3会場で開催 セキド2024年11月22日
-
能登半島地震緊急支援募金で中間報告 生産者や支援者が現状を紹介 パルシステム連合会2024年11月22日