「こどもエコクラブ全国フェステ2014」開催2014年3月28日
環境活動に取り組む子どもたちが集う
平成26年3月23日、公益財団法人日本環境協会の主催、早大環境総合研究センターの共催で、早稲田大学西早稲田キャンパス理工学術院会場において、「こどもエコクラブ全国フェスティバル2014」が開催された。
この催しは、環境省、文科省、厚労省、(独)国立環境研究所などの後援で開催されたものだ。「こどもエコクラブ事業」は環境省の事業として1995年から始められた。地方自治体や企業の協力を得て、今までに延べ200万人以上の子どもたちが参加し、今年度も約10万人の子供たちが参加した。
会場には、子どもたちの環境活動の実践事例として、壁新聞や絵日記などが展示され、自分たちの環境活動と見比べる、元気な子どもたちの姿が見られた。
来賓の北川知克環境副大臣は、「皆さん方の有意義な取組を、環境行政にも活かしていかねばならない」と挨拶した。
表彰式では、子どもたちが選ぶ「こどもエコクラブ大賞」に、沖縄県の「西表ヤマネコクラブ」が選ばれ、表彰された。
「こどもエコクラブ全国フェスティバル2014」に協賛している東洋ライス(株)は、豊かな自然環境が育む生物の多様性に、子供たちが触れ、体験し学ぶ「いきものみっけファーム」の取組みを各地で展開している。
今回同社は、ホタルが棲息する自然環境の保護・観察などを壁新聞にした長野県村上小学校を東洋ライス賞に選んだ。
各賞の受賞クラブは次ぎの通り。【環境大臣賞】
北海道「こどもエコクラブくしろ」
【日本環境協会賞】
栃木県「きらりクラブ」
【早稲田大学賞】
高知県「ハッピーコロリン」
【東洋ライス賞】
長野県「村上小学校6年生」
【エコマーク賞】
福井県「吉崎赤手ガニ環境調査隊」。
会場に集まった子どもたちは、地球を愛し、自然環境を守ることを謳った「こどもエコクラブ憲章」を全員で復唱し、閉会した。
(写真)
東洋ライス賞を受賞した村上小学校6年生と同社伊藤専務(右)
(関連記事)
・東洋ライス、子どもの農業体験で表彰(2014.02.05)
・金芽米消費量急増 前年比200%の伸び(2014.02.17)
・東洋ライス、子どもの農業体験で表彰(2014.02.05)
・「金芽米」沖縄で売れ行き急増 東洋ライス(2014.01.29)
・金芽米でコメ農業活性化 東洋ライスが新戦略(2013.12.03)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(139)-改正食料・農業・農村基本法(25)-2025年4月26日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(56)【防除学習帖】第295回2025年4月26日
-
農薬の正しい使い方(29)【今さら聞けない営農情報】第295回2025年4月26日
-
1人当たり精米消費、3月は微減 家庭内消費堅調も「中食」減少 米穀機構2025年4月25日
-
【JA人事】JAサロマ(北海道)櫛部文治組合長を再任(4月18日)2025年4月25日
-
静岡県菊川市でビオトープ「クミカ レフュジア菊川」の落成式開く 里山再生で希少動植物の"待避地"へ クミアイ化学工業2025年4月25日
-
25年産コシヒカリ 概算金で最低保証「2.2万円」 JA福井県2025年4月25日
-
(432)認証制度のとらえ方【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月25日
-
【'25新組合長に聞く】JA新ひたち野(茨城) 矢口博之氏(4/19就任) 「小美玉の恵み」ブランドに2025年4月25日
-
水稲栽培で鶏ふん堆肥を有効活用 4年前を迎えた広島大学との共同研究 JA全農ひろしま2025年4月25日
-
長野県産食材にこだわった焼肉店「和牛焼肉信州そだち」新規オープン JA全農2025年4月25日
-
【JA人事】JA中札内村(北海道)島次良己組合長を再任(4月10日)2025年4月25日
-
【JA人事】JA摩周湖(北海道)川口覚組合長を再任(4月24日)2025年4月25日
-
第41回「JA共済マルシェ」を開催 全国各地の旬の農産物・加工品が大集合、「農福連携」応援も JA共済連2025年4月25日
-
【JA人事】JAようてい(北海道)金子辰四郎組合長を新任(4月11日)2025年4月25日
-
宇城市の子どもたちへ地元農産物を贈呈 JA熊本うき園芸部会が学校給食に提供2025年4月25日
-
静岡の茶産業拡大へ 抹茶栽培農地における営農型太陽光発電所を共同開発 JA三井リース2025年4月25日
-
静岡・三島で町ぐるみの「きのこマルシェ」長谷川きのこ園で開催 JAふじ伊豆2025年4月25日
-
システム障害が暫定復旧 農林中金2025年4月25日
-
神奈川県のスタートアップAgnaviへ出資 AgVenture Lab2025年4月25日