認定森林林業プランナー174人を認定2014年4月1日
全国森林組合連合会などで構成される森林施業プランナー協会は、平成25年度の「認定森林施業プランナー」として174人を認定した。
日本の森林は、所有面積が10ha未満の森林所有者が9割を占めるなど、一人当たり所有面積が小さく、効率的な森林管理を行いにくい構造となっている。そういう状況下で効率的に森林管理を行うためには、複数の森林所有者を取りまとめ、利用間伐などの施業内容を提案して、一体的に施業を行う「提案型集約化施業」が不可欠だといえる。
その中心となる技術者が「森林施業プランナー」だ。この森林施業プランナーの育成は、行政機関などが中心となって全国各地で行われているが、森林施業プランナーの能力を客観的に評価するために、平成24年度から、森林施業プランナー協会が認定制度を導入している。
今回、認定されたのは北海道から九州まで35道府県の174人で、もっとも多いのは北海道の28人、次いで熊本19人、宮崎と愛媛の10人、岩手、石川の9人となっている。
24年度の認定者393人と合わせた認定森林施業プランナーは567人となる。
なお詳細は下記で
http://shinrin-planner.com/
(関連記事)
・みどりの学術賞 井手久登教授など2人が受賞(2014.03.17)
・永続的な地域社会、どうつくるか JA共済総研(2014.03.14)
・FRONT80第9回助成決定 農林中央金庫(2014.03.10)
・商品購入で清流を守る パルシステム(2014.02.25)
・間伐材産直で森林を買い支え パルシステム(2014.01.09)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(138)-改正食料・農業・農村基本法(24)-2025年4月19日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(55)【防除学習帖】第294回2025年4月19日
-
農薬の正しい使い方(28)【今さら聞けない営農情報】第294回2025年4月19日
-
若者たちのスタートアップ農園 "The Circle(ザ・サークル)"【イタリア通信】2025年4月19日
-
【特殊報】コムギ縞萎縮病 県内で数十年ぶりに確認 愛知県2025年4月18日
-
3月の米相対取引価格2万5876円 備蓄米放出で前月比609円下がる 小売価格への反映どこまで2025年4月18日
-
地方卸にも備蓄米届くよう 備蓄米販売ルール改定 農水省2025年4月18日
-
主食用МA米の拡大国産米に影響 閣議了解と整合せず 江藤農相2025年4月18日
-
米産業のイノベーション競う 石川の「ひゃくまん穀」、秋田の「サキホコレ」もPR お米未来展2025年4月18日
-
「5%の賃上げ」広がりどこまで 2025年春闘〝後半戦〟へ 農産物価格にも影響か2025年4月18日
-
(431)不安定化の波及効果【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月18日
-
JA全農えひめ 直販ショップで「えひめ100みかんいよかん混合」などの飲料や柑橘、「アスパラ」など販売2025年4月18日
-
商品の力で産地応援 「ニッポンエール」詰合せ JA全農2025年4月18日
-
JA共済アプリの新機能「かぞく共有」の提供を開始 もしもにそなえて家族に契約情報を共有できる JA共済連2025年4月18日
-
地元産小粒大豆を原料に 直営工場で風味豊かな「やさと納豆」生産 JAやさと2025年4月18日
-
冬に咲く可憐な「啓翁桜」 日本一の産地から JAやまがた2025年4月18日
-
農林中金が使⽤するメールシステムに不正アクセス 第三者によるサイバー攻撃2025年4月18日
-
農水省「地域の食品産業ビジネス創出プロジェクト事業」23日まで申請受付 船井総研2025年4月18日
-
日本初のバイオ炭カンファレンス「GLOBAL BIOCHAR EXCHANGE 2025」に協賛 兼松2025年4月18日
-
森林価値の最大化に貢献 ISFCに加盟 日本製紙2025年4月18日