【TPP】国会決議の実現求め緊急集会 JA全中2014年4月22日
JA全中と全国農政連は4月21日、東京都内で「日米首脳会談を前にTPPに関する国会決議の実現を求める緊急全国要請集会」を開いた。
JA全中の萬歳章会長(=写真右)は「日米首脳会談を前にたとえ困難な状態になっても、政府、与党が心を一つにして国民との約束である自民党の決議、それを土台とした国会決議を何としても守り抜いてもらいたいという切実な思いから、全国各地から700名の代表者が急遽集まった」と国会議員を前に訴えた。
とくに最近の日米協議について「真偽が定かでない報道が一斉に出てくるのはなぜか。農作業が本格化してくるこの時期にわれわれ農業者は情報に振り回されながら将来展望を持って営農に取り組めるのか。生産現場では大きな不安、危機感が高まっている」と強調し、これまで同様、「決議を守り抜くとの揺るぎない姿勢を断固として貫いてほしい」と述べた。 また、飛田稔章副会長は代表要請のなかで、米国が求めている関税撤廃要求について、米国の大統領に貿易促進権限がないなか「不当な要求に応える必要はまったくない」と強調し、衆参両院の国会決議と自民党の決議は必ず実現すべきと要請した。
決意表明は山下秀俊JA全青協会長が行い「石破幹事長の言葉を借りれば、われわれも遊びや冗談でこれまで集会を開いてきたのではない」と壇上の国会議員に訴え重要5品目を必ず守るなど決議実現を求めた。
(写真)
決議実現を求めてガンバロー三唱をする参加者
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