燃油価格高騰で作付面積減 25年産花き統計2014年5月28日
農水省は5月27日、平成25年産花きの作付面積、出荷量の統計を公表した。切り花類の出荷量は40億6700万本で前年並みだった。
切り花類の作付面積は1万5350haで、前年産に比べて200ha(1%)減だった。出荷量全体の約4割を占めるキクは、作付面積が前年比3%減の5093ha、出荷量が前年並みの159万8000本だった。作付面積が減ったのは、他作物への転換などによる。出荷量2位のカーネーションは、面積が5%減の349ha、出荷量が3%減の3万400本。同3位のバラは、面積が3%減の395ha、出荷量が前年並みの2万8700本だった。カーネーション、バラで作付面積が減ったのは、燃油価格高騰などのコスト増による規模縮小があったため。前年に比べて作付面積、出荷量ともに増えたのはガーベラのみで、いずれも3%増だった。
球根類は収穫面積が前年比12%減の414ha、出荷量が2%減の1億1210万株。
鉢もの類は、収穫面積が前年並みの1794ha、出荷量が2%減の2億4350万鉢。
花壇用苗もの類は、作付面積が前年比2%減の1532ha、出荷量は前年産並みの7億1420万本だった。
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