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ふくしまフードフェア開催 JA、県など共催2014年9月22日

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 福島県やJAグループ福島らが共催する農林水産物や食品の商談会が9月18日、福島県郡山市で開催された。

加工品の酒やジュースを出展したJA新ふくしまのブース 「ふくしまから はじめよう。食の商談会 ふくしまフードフェア2014」を主催したのは福島県、東邦銀行、JA全農福島、農林中金福島支店の4者。これまで、それぞれが独自で商談会を開いたことはあったが、「オールふくしまとして、復興に向けて一丸となって取り組む」(大橋信夫・JAグループ福島五連会長)ことが大事だとの考えから、今回初めて合同での開催となった。
 商談会には171社・団体が出展。来場バイヤー数は県内外から221社の申し込みがあり、商談件数の申し込み数も394件(ともに事前予約数)と、過去最大規模の商談会となった。
 大橋会長は「震災、原発事故以来、風評被害払拭に努めてはいるが、なかなか消費者の理解が得られず、福島の農林水産物は他の産地と比べて大変厳しい」と、苦しい現況を訴えるとともに、JAグループ福島が「県内の生産者、関係機関と協力し安全安心の取り組みを継続している」こと、「生産者の所得向上をめざし、6次化に取り組んでいる」ことなどを紹介し、参加したバイヤーらに福島県産農林水産物の取り扱い拡大を呼びかけた。

(写真)
加工品の酒やジュースを出展したJA新ふくしまのブース


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