人事2024 左バナー 
JA全農人事情報
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
SPヘッダー:石原バイオサイエンス・クロスアウトフロアブル
JA全中中央①PC
FMCセンターSP:ベネビア®OD

生産コスト増が影響 農業景況感、大きく減退2014年9月26日

一覧へ

 日本政策金融公庫農林水産事業は9月18日、7月に実施した平成26年上半期の農業景況調査結果を公表した。生産コスト増を要因に、ほぼすべての業種で景況DI(※)が悪化した。

 農業全体の景況DIは、25年に比べて8.8ポイント低下し、▲10.2と、マイナス幅が大きく増えた。公庫によると、生産コストDIが「原油、穀物の国際市況高や円安の影響」を受けて前回より11.2ポイント低下し▲74.1と悪化しており、これが農業全体の景況DI全体を低下させる要因になっていると分析している。
 業種別の景況DIでは、販売価格が好調な養豚が9.6ポイント上がり53.2と高い数値を維持しているほか、畑作が10.3ポイント上がり▲17.3に、都府県の酪農が2ポイント上がり▲21.8、ブロイラーが17.6ポイント上がり▲4.8とマイナス幅が縮小したが、それ以外の11業種はすべてすべて前回より悪化し、露地・施設野菜、果樹をのぞいて、すべてマイナスとなっている。
 特に落ち込みが大きかったのは、キノコ(4.7→▲20.8)、肉用牛(20.5→▲12.3)、採卵鶏(43.9→▲27.9)など。稲作は、北海道、都府県とも低下したが、通年の見通しではさらに悪化し、北海道で▲61.3、都府県で▲44.1となった。
 一方、農業全体の設備投資見込みDIが前回調査(26年1月)に比べて16.3ポイント上がり▲4.8と回復したほか、販売単価DIも11.2ポイント上がり0.1とプラスに転じているなど、「先行きに期待を抱かせる」結果もあったと報告している。

農業全体の景況感

農業景況天気図(H25年実績、H26年上半期実績、H26年通年見通し)

【※DI=Diffusion Index、動向指数】
 前年と比較して、「良くなった」と答えた比率から「悪くなった」と答えた比率を引いたもの。マイナスであれば、「悪くなった」の比率が「良くなった」を上回ったことになる。

 


(関連記事)

「青年等就農資金」を全国初融資 日本公庫(2014.08.20)

農業経営アドバイザー 新たに185人が合格(2014.08.18)

海外輸出を支援契約商社を拡大 日本公庫(2014.07.08)

梅雨期の大雨災害に関する相談窓口設置 公庫(2014.06.18)

大雨被害 農業者への資金融通を依頼 農水省(2014.06.18)

重要な記事

ヤンマーSP

最新の記事

DiSC:SP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る