JA再エネファンド 初の出資案件が決定2014年11月7日
農林中央金庫、JA共済連が6月に設置した「農山漁村再エネファンド」の第1、2号出資案件が決まった。10月31日に発表された。
このファンドは、第26回JA全国大会で再生可能エネルギーの利用促進などに取り組むことを決議したことを受けて設置したもの。農山漁村や中山間地の関係者が取り組む再生可能エネルギー事業のうち、地域活性化につながり、また、安定した経営が見込まれるものを投資対象にする。ファンドの規模は10億円。
第1号案件には(株)JAアグリはくい(石川県羽咋市)、2号案件には三重エネウッド(株)(三重県松阪市)が選ばれた。
JAアグリはくいはJAはくいの子会社で、農産物を原料とする食料品の製造・販売、農作業の受託、新規就農者の研修などを行っている。今回、同社は、県が行う耕作放棄地再生事業でほ場整備された農地で営農を行うほか、この地区に設備容量1999kWの太陽光発電設備を併設する。ファンドからは2億円が出資される。
(JAアグリはくいの事業概要=石川県庁の発表資料より)
三重エネウッドには1億1500万円を出資。同社は県、市、森林組合、林家、地元金融機関などと連携し、地域の未利用資源を燃料とする出力5800kW規模の木質バイオマス発電事業を行う。この事業では間伐材を年間7万t購入することで地元林業の活性化と、関連産業も含めて85人の雇用創出を実現する計画だ。この発電所は11月1日に営業運転を開始した。
(写真)
三重エネウッドが利用する間伐材
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