都心の子どもに農の魅力発信2014年11月11日
子どもと農業をつなぐ架け橋ファーマーズ&キッズフェスタ開催
11月8、9日の両日、東京・日比谷公園で「農業と子どもの元気が日本を元気にする」をテーマに「第5回ファーマーズ&キッズフェスタ2014」が開催された。
このフェスタは、同実行委員会(公益社団法人日本農業法人協会・NPO法人日本プロ農業総合支援機構)が主催し、農林水産省など官公庁、全漁連の後援、農林中央金庫の特別協賛、JA全農はじめ、多くの団体・企業の協賛で催されるもので、今年で5回目の開催となる。
日本全国のプロ農業者が都心の公園に集い、「子どもと農業をつなぐ架け橋」となることをコンセプトとして、都会の子どもたちに元気なニッポン農業を発信する恒例のイベントだ。
各出展ブースでは、こだわりの新鮮な農畜産物が、特別価格で展示即売され、買い物を楽しむ家族連れで盛況だった。また牛や山羊、アヒルなどのミニ動物園は、家畜と触れあえる貴重な体験の場でもあり、子どもたちに人気だった。 JA全農は、国産原料にこだわった加工品ブランドである「全農ブランド」関連商品を出展。生活リテール部の女子職員たちが、「ふんわりドーナツ」や「ようかん」、「ねぎみそおかき」などの菓子類をはじめ、「日本のお茶」やJAグリーン近江(滋賀県)の「あさ恋トマト?セミドライトマト?」、JAおちいまばり(愛媛県)の「早生温州ミカン」などをPR販売した。
農業関連企業では、井関農機が大型農業機械などを出展。子どもたちは体験試乗などを楽しんだ。記念撮影コーナーでは、その場で写真がプレゼントされた。今回は、コンバインHJ6123を使った3D映像により、稲刈りをリアルに体感できるコーナーなど、ハイテク技術を用いた体験・体感型の展示が出色だった。
(写真)
上:全農ブランド食品をPR販売
下:大型トラクタの体験試乗が人気
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