今夏の台風 農作物被害額49億円2014年11月13日
農水省は11月11日、今年7?9月に発生した自然災害による農産物の被害面積・金額などの調査結果を公表した。
この間の主な被害は、台風8、11、12号や梅雨前線による大雨があった。
台風8号では沖縄、鹿児島、山形などが被害を受け、被害面積2万8700ha、被害見込み金額15億円だった。被害の内訳で主なものは、稲が4050ha、1億円、野菜がオクラ、ニガウリ、キュウリを中心に1010ha、4億8000万円、サトウキビ、葉タバコ、ゴマなどの工芸農作物が2万1600ha、6億5000万円など。都道府県別では、沖縄が9億3100万円、鹿児島が3億6100万円と、この2県で85%を超えている。
台風11、12号では、高知、徳島、新潟を中心に被害面積3万5000ha、被害見込み金額33億8000万円あった。作物別内訳では、稲が1万6000ha、7億9000万円、野菜がショウガ、レンコン、ネギを中心に1820ha、13億1000万円など。都道府県別では、高知が9億4400万円、徳島が6億6600万円だった。
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