「食の安全・消費者の信頼確保」に関心 農水省モニター2014年11月19日
農林水産省は生産者や流通加工業者などのモニターを対象に実施した意識調査結果を11月14日に公表した。
農林水産政策に関する情報を得る手段は「一般の新聞、雑誌」との回答が68.2%、ついで「テレビ・ラジオのニュース・情報番組」が57.5%、「農林漁業者、流通加工業者向けの新聞、雑誌」が29.8%だった。
入手している情報は「食の安全と消費者の信頼確保に関する情報」が68.2%ともっとも高く、「農林水産物の生産振興に関する情報」が50.3%、「農山漁村の活性化、農林水産業の多面的機能に関する情報」が33.9%だった。農林水産省から提供してほしい情報でもっとも多かったのも「食の安全と消費者の信頼確保」に関するものだった(56.9%)。
回答したのは生産者モニター1545人、流通加工業者モニター706人、消費者モニター887人の計3138人。
農林水産政策の目的や政策担当者の意図が国民に説明され情報提供が十分に行われているかを聞いたところ「そう思う」、「どちらかといえばそう思う」と評価した割合は47.9%で昨年より2.2ポイント増加した。
また、農林水産省が「食料の安定供給の確保、農林水産業の発展等の使命を十分果たしていると思うか」との問いには「そう思う」、「どちらかといえばそう思う」と評価した割合は60.9%で昨年より4.5ポイント増加した。
調査名は「農林水産省における業務改善等の取組状況に関する意識・意向調査」。9月上旬から中旬までの間にオンライン調査、郵送調査のどちらかで実施した。
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