高校生のビジネスプランコンテスト 日本公庫2014年12月11日
日本政策金融公庫は12月5日、「第2回創造力、無限大∞ 高校生ビジネスプラン・グランプリ」の最終審査会に進出する10プランを発表した。
今回は全国の207校から1717件がエントリー。そのなかから、地域活性化、特産品の活用、観光客の取り込みなどを狙ったビジネスプランが選ばれた。1月11日に東大本郷キャンパスで各チームがプレゼンを行い、グランプリが決まる。また、当日には(株)ユーグレナの出雲充社長が「僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。」をテーマに講演を行う。
最終審査会に出場する10校とプラン概要は次の通り。
▽宮城県農業高校「最新ARグラス観光で雇用を創出!?侍の力で歴史を体感!咲かせよう白石の城下町?」
観光客向けのITサービス提供による、被災地復興のビジネスプラン
▽千葉県立千葉商業高校「インバウンドの増加をビジネスに活かせ!(訪日外国客を活用した地域ビジネス活性化プラン)」
外国人観光客の力を借りて、地元特産物の販売拡充を図るプラン
▽静岡県立静岡農業高校「松葉から生まれる新産業システム」
廃棄される資源を活用した商品を、地元の協力を得て開発・販売するプラン
▽愛知県立五条高校「バタフライエフェクト?あなたの1円が世界を救う?」
日本における寄付文化の定着を図るための新たなビジネスモデルの提供
▽同志社国際高校「『NINJA』?より快適に、よりスムーズに?」
外国人を対象にした、「京都」の魅力を伝える総合観光案内アプリの開発
▽京都府立桂高校「“TATAMI”を世界共通語へ!-カンボジア発 『Made in Japan』の食用藺草と畳を海外へ発信-」
「伝統文化を世界へ」をテーマにカンボジア産のイグサを、様々な形で活用するプラン
▽岡山県立倉敷鷲羽高校「つなぐハウス?Newライフ、Newコネクト!?」
古民家や休眠施設を活用した、これまでになかったシェアハウスの運営
▽香川県立高松工芸高校「香川の漆PRプロジェクト『麗漆社(うるわししゃ)』?うどん県からうるし県へ!?」
若者のアイデアを活かした、地元伝統工芸の活性化を図るためのプロデュース業
▽福岡県立福岡工業高校「じょうろ見守り隊」
独り暮らしの高齢者を対象にした、見守り機能付きのグッズの販売
▽沖縄県立中部農林高校「“琉球からハジマル”イモのムーブメント?バイオ苗の安価な培養方法を確立し、機能性食品として芋の葉を売り込もう?」
安価なサツマイモのバイオ苗(無菌室で培養したウイルス対策を行った苗)の開発
(関連記事)
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・中間純損失176億円 日本公庫9月中間決算(2014.11.27)
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