農協改革、一致団結で乗り切ろう! 萬歳会長2015年1月5日
JAグループ全国機関は1月5、東京・大手町のJAビルで平成27年の賀詞交歓会を開いた。
萬歳章JA全中会長はあいさつで昨年来の農業界の動きを見渡して、農協改革、TPP、農政の抜本的見直しなど「課題山積」であり、今年は「JAの自己改革が正念場を迎える。将来の農協の位置づけや役割を決める大事な年になる」とのべた。そのうえで、「協同の力や協同組合組織について、世間ではなかなか理解されていないと感じる。1人ひとりが広報マンとなって、その役割を果たしてほしい。協同組合組織の力を結集して、手を取り合ってこの難題を乗り切ろう」と、集まったJAグループ全国機関の役職員らに呼びかけた。
また、来賓として山田俊男参議院農林水産委員会委員長が、「(規制改革会議における農協改革の議論など)我慢ならない、いらいらが募る毎日だ」と怒りをあらわにするととともに、「今回の農協改革は中央会だけの問題ではない」として、地方と中央が危機感を共有することが大事だと強調した。
そのほか、中野吉實JA全農会長、勝瑞保JA共済連理事長、河野良雄農林中央金庫理事長らが登壇し、それぞれJAグループ事業連の全国機関として「一致団結」を呼びかけた。
(写真)
あいさつする萬歳会長
(関連記事)
・【2015 年頭所感】 JAグループ全国機関 (15.01.01)
・万全な畜産物価格決定を要請 27年度畜酪対策 (14.12.26)
・プラント施工管理担当者19名を初認証 JA全農 (14.12.26)
・JA貯金93兆円 11月末 (14.12.26)
・JA共済 書道・交通安全ポスターコン入賞者決定 (14.12.26)
重要な記事
最新の記事
-
NTTグループの開発した農業用国産ドローンの取り扱い開始 井関農機2024年12月23日
-
シンとんぼ(123) -改正食料・農業・農村基本法(9)-2024年12月21日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (40) 【防除学習帖】第279回2024年12月21日
-
農薬の正しい使い方(13)【今さら聞けない営農情報】第279回2024年12月21日
-
【2024年を振り返る】揺れた国の基 食と農を憂う(2)あってはならぬ 米騒動 JA松本ハイランド組合長 田中均氏2024年12月20日
-
【2025年本紙新年号】石破総理インタビュー 元日に掲載 「どうする? この国の進路」2024年12月20日
-
24年産米 11月相対取引価格 60kg2万3961円 前年同月比+57%2024年12月20日
-
鳥インフルエンザ 鹿児島県で今シーズン国内15例目2024年12月20日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】「稼ぐ力」の本当の意味 「もうける」は後の方2024年12月20日
-
(415)年齢差の認識【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年12月20日
-
11月の消費者物価指数 生鮮食品の高騰続く2024年12月20日
-
鳥インフル 英サフォーク州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年12月20日
-
カレーパン販売個数でギネス世界記録に挑戦 協同組合ネット北海道2024年12月20日
-
【農協時論】農協の責務―組合員の声拾う事業運営をぜひ 元JA富里市常務理事 仲野隆三氏2024年12月20日
-
農林中金がバローホールディングスとポジティブ・インパクト・ファイナンスの契約締結2024年12月20日
-
「全農みんなの子ども料理教室」目黒区で開催 JA全農2024年12月20日
-
国際協同組合年目前 生協コラボInstagramキャンペーン開始 パルシステム神奈川2024年12月20日
-
「防災・災害に関する全国都道府県別意識調査2024」こくみん共済 coop〈全労済〉2024年12月20日
-
もったいないから生まれた「本鶏だし」発売から7か月で販売数2万8000パック突破 エスビー食品2024年12月20日
-
800m離れた場所の温度がわかる 中継機能搭載「ワイヤレス温度計」発売 シンワ測定2024年12月20日