『風評被害対策BOOK』発行 HPで無料公開2015年1月22日
NPO法人青果物健康推進協会は、福島第一原発事故による風評被害をなくそうと、一般消費者向けの冊子『風評被害対策BOOK』を製作した。同協会ホームページで無料公開している。
同協会は、一般市民に放射性物質などについて正しく理解してもらい、農水産物や食品の風評被害をなくすことをめざした運動「Eat for Nippon」を23年4月に立ち上げた。
この冊子(=写真右)はその運動の一環で作られたもの。現在、市場流通している国産農産物は、放射線濃度などについて国が定めた基準に従って適切な検査を受けて出回っている。同協会では、この冊子をもとに「放射線とは何か」、「放射線は何が怖いのか」、「現在食べている食品は安全なのか」など、放射線についての正しい理解を深め、風評被害に惑わされることなく安全な農産物をしっかり食べてほしい、としている。
冊子の全内容は同協会ホームページで無料でダウンロードできる。
(関連記事)
・【福島米 原発事故との闘い】風評被害を払拭 全袋検査 海外でも評価(2014.08.29)
・迅速な情報提供など要請 がれき撤去問題で福島(2014.08.07)
・「脱原発」 福島の現実から未来を拓こう(2014.04.21)
・大震災の食品企業への影響 依然、被災地に(2014.03.20)
・福島原発事故から1000日 農業の再建へ模索の1年 JA福島中央会会長・庄條徳一会長に聞く(2013.12.20)
・【提言・震災復興と協同組合】福島第一原発事故・県民と協同組合の苦闘続く 小山良太・福島大学経済経営学類准教授、うつくしまふくしま未来支援センター・産業復興支援部門長(2013.07.25)
重要な記事
最新の記事
-
各産地銘柄の価格表を示した堂島取引所【熊野孝文・米マーケット情報】2024年7月30日
-
【注意報】果樹全般に果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 熊本県2024年7月30日
-
【注意報】果樹カメムシ類が多発 第一世代成虫の園地飛来に注意 福島県2024年7月30日
-
【人事異動】全農新理事長に桑田氏(7月30日付)2024年7月30日
-
【スマート農業の風】(6)Z-GIS活用事例からGAPを考える2024年7月30日
-
ハウスミカンの出荷が最盛期を迎える JAたまな2024年7月30日
-
ザプロに新フレーバー 国産原料使用「あずきミルク風味」「ほうじ茶ラテ風味」発売 JA全農2024年7月30日
-
「福島県産ももサワー あかつき桃&黄金桃ミックス 」発売 JA全農2024年7月30日
-
愛知県豊川市音羽地区の持続可能な営農へ 農山漁村発イノベーション推進事業を活用 JAひまわり2024年7月30日
-
世界初 牛・豚・鶏3つの畜産のボランタリークレジット化を開始 JA鹿児島県経済連2024年7月30日
-
家畜の死亡リスク回避する「畜産ファーモ」開発 畜産分野に事業を拡大 ファーモ2024年7月30日
-
7月30日は「生協の日」協同のチカラで全ての人によりよい未来を パルシステム連合会2024年7月30日
-
万能チューブ調味料「焙煎仕立て 唐辛子にんにく」新発売 エスビー食品2024年7月30日
-
農福連携の人材育成セミナーとイベント開催 東京農大と連携 日本農福連携協会2024年7月30日
-
奈良大和高原で10種類以上のブルーベリー食べ放題「あおはにブルーベリー園」開園2024年7月30日
-
千葉の山﨑梨園「もぎたて豊水梨」RAKUSAI直送便で予約販売開始2024年7月30日
-
生協グループの福祉事業を発展、強化「コープ福祉機構」事業報告2024年7月30日
-
水稲栽培テーマに「有機農業・自然農法技術交流会」飯山市で開催 自然農法センター2024年7月30日
-
業務・加工用14% 家庭用10%も 家庭用油脂製品など10月1日納品分から値上げ J-オイルミルズ2024年7月30日
-
沖縄県産パイナップル使用「とろける食感 ぎゅっとパイナップル」アイスバー発売 ファミリーマート2024年7月30日