地方創生でJAの役割探る 3月5日JA人づくり研2015年2月20日
全国のJA役員の相互学習・研鑽の場である「JA人づくり研究会」(代表=今村奈良臣・東京大学名誉教授)は3月5日、地方創生と農業協同組合の役割について研究会を行う。
小田切徳美・明治大学教授や、仲野隆三・千葉県JA安房理事などの問題提起をもとに意見交換し、JAのなすべきことを探る。
研究会のテーマは「真の地方創生をめざし、そして真の農業協同組合の再創生を考える」。小田切教授は『農山村は消滅しない』(岩波新書)を著し、「2040年に市町村の3分の1が消滅する」という日本創成会議の報告書に対し、徹底した現場主義で、過疎化、高齢化に向かい合ってきた立場から批判し、より現実に即した解決策の提示を試みている。
研究会では、同教授が「農山村は消滅しない―地方消滅論の徹底的批判を通して―」、また現場で指導に当たる仲野理事が「改めてJAの存在意義と家族農業の価値を考える」、JC総研の和泉真理客員研究員が「農業の人材確保のためにJAはなにをなすべきか?若き新規就農者はJAに何を期待しているか」のテーマで、それぞれ問題提起する。
東京都千代田区大手町のJAビルで、午前10時半から。
問い合わせは同研究会事務局のJA全中教育企画課(TEL:03-6665-6260)。
重要な記事
最新の記事
-
基本法施行後初の予算増確保へ JAグループ基本農政確立全国大会に4000人 生産者から切実な訴え2024年11月22日
-
「適正な価格形成」国関与で実効的に JA群馬中央会・林会長の意見表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
JAグループ重点要望実現に全力 森山自民党幹事長が表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
農林水産省 エン・ジャパンで「総合職」の公募開始2024年11月22日
-
鳥インフル 米モンタナ州、ワシントン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
鳥インフル オランダからの生きた家きん等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
11月29日「ノウフクの日」に制定 全国でイベント開催 農水省2024年11月22日
-
(411)「豚ホテル」の異なるベクトル【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月22日
-
名産品のキャベツを身近に「キャベツ狩り選手権」開催 JA遠州中央2024年11月22日
-
無人で水田抑草「アイガモロボ」NEWGREENと資本業務提携 JA三井リース2024年11月22日
-
みのるダイニング名古屋店開業2周年「松阪牛ステーキ定食」特別価格で提供 JA全農2024年11月22日
-
【スマート農業の風】農業アプリと地図データと筆ポリゴン・eMAFF農地ナビ2024年11月22日
-
自動運転とコスト【消費者の目・花ちゃん】2024年11月22日
-
イチゴ優良苗の大量培養技術 埼玉農業大賞「革新的農業技術部門」で大賞受賞 第一実業2024年11月22日
-
「AGRIST Aiサミット 2024」産官学金オープンイノベーションで開催2024年11月22日
-
厚木・世田谷・北海道オホーツクの3キャンパスで収穫祭を開催 東京農大2024年11月22日
-
大気中の窒素を植物に有効利用 バイオスティミュラント「エヌキャッチ」新発売 ファイトクローム2024年11月22日
-
融雪剤・沿岸地域の潮風に高い洗浄効果「MUFB温水洗浄機」網走バスに導入 丸山製作所2024年11月22日
-
農薬散布を効率化 最新ドローンなど無料実演セミナー 九州3会場で開催 セキド2024年11月22日
-
能登半島地震緊急支援募金で中間報告 生産者や支援者が現状を紹介 パルシステム連合会2024年11月22日