消費支出、実収入共にマイナス 総務省2月の「家計調査」2015年3月27日
総務省は27年2月分の「家計調査」(速報)をまとめた。
2人以上世帯の1世帯当たり消費支出は、26万5632円で、前年同月比実質2.9%の減少(名目0.4%の減少)となっている。また、住居費や自動車購入、贈与金・仕送り金を除いた消費支出は22万9152円で同3.3%の減少(名目0.8%の減少)となっている。いずれも26年4月から11カ月連続して前年同月を下回っていることになる。
一方、勤労世帯の実収入は、1世帯当たり48万8519円で、前年同月に比べて名目は1.9%の増加となっているが、実質は0.7%の減少となっている。実収入のマイナスは25年10月から17カ月連続となっている。
(関連記事)
・収入微増、消費支出横ばい 日本生協連「全国生計調査」(2015.03.26)
・実質収入も消費支出も減少 総務省「家計調査」(2014.11.17)
・実質賃金下がり物価は上がる 総務省(2014.11.04)
・【景気動向】落ち込む消費 停滞する景気(2014.10.07)
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