ユニバーサルデザインフード順調 日本介護食品協議会が集計2015年6月2日
日本介護食品協議会は、会員企業72社を対象に、2014年のユニバーサルデザインフードの生産量と生産金額を集計した。生産金額は160億円を超え、前年対比122.4%増えた。
ユニバーサルデザインフードとは日常の食事から介護食まで幅広く使え、食べやすさに配慮した食品。パッケージにはUDFのマークがついており、どのメーカーの製品にも「かたさ」や「粘度」によって分離された4つの区分と、とろみ調整についての表示がある。
集計によると、ユニバーサルデザインフードの生産量は1万3912tで、生産金額は165億300万円で、前年対比それぞれ119.0%、122.4%と、大きく伸びた。 増加の内訳は、スーパーやドラッグストア等の小売店、通信販売等の市販用が前年対比それぞれ140.6%、188.3%、施設・病院給食等の業務用が同112.8%、101.6%となっている。とくに介護食品の内容や使い方についてアドバイスを受けられるドラッグストアの取扱いが増えていると同協議会は分析している。 なお、同協議会は6月1日からホームページの全面的リニュアルを行った。アドレスはhttp://www.udf.jp/。
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