「6次産業化法」認定41件 農水省2015年6月3日
農水省は5月29日、「6次産業化・地産地消法」に基づき、申請された事業計画を認定した。今回の認定件数は41件で、これで認定累積件数は2126件となった。
認定には総合化事業計画(農林水産物等の生産・加工または販売を一体的に行うもの)と、研究開発・青果利用事業計画(研究開発およびその成果を行うもの)がある。認定を受けると農業改良資金の償還期限の延期等の特例がある。次回の認定は今年10月末。
今回の認定で、総合化事業計画が2100件、研究開発・青果利用事業計画が26件となった。
総合化事業計画の認定件数が最も多いのは北海道で117件。次いで兵庫県の99件、長野県の91件、宮崎県の82件、熊本県の76件となっている。事業内容は加工・直売が68.9%で最も多く、加工(19.9%)、加工・直売・レストラン(6.5%)が次ぐ。
対象農産物は野菜が最も多く31.8%。次いで果樹(18.4%)、米(11.8%)、畜産物(11.5%)の順となっている。
(関連記事)
・A-FIVE出資59件に 農林漁業成長産業化支援機構 (15.05.14)
・3件の支援決定 農林漁業成長産業化支援機構 (2015.04.09)
・JA常陸「米発酵アイス」が大賞 6次産業化 (2015.02.17)
・茨城の冷凍惣菜づくりに出資 JA6次化ファンド (2015.01.16)
・岡山、沖縄で新たに出資 A-FIVE(2014.12.15)
重要な記事
最新の記事
-
【現地ルポ】福岡・JAみなみ筑後(2)大坪康志組合長に聞く 「農業元気に」モットー2024年7月18日
-
【注意報】野菜・花き類にオオタバコガ 栽培地域全域で多発のおそれ 既に食害被害の作物も 群馬県2024年7月18日
-
【注意報】過去10年間で最多誘殺 水稲の斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 山口県2024年7月18日
-
【注意報】平年の4倍 水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2024年7月18日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「財務省経済産業局農業課」て何?2024年7月18日
-
1970年代の農村社会の異質化の進展と農業【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第299回2024年7月18日
-
「JAサイネージ」 JA本店や金融店舗の情報発信にも利用拡大 あぐラボ2024年7月18日
-
【人事異動】JA全国共済会 新会長に坂本富雄JA埼玉県中央会会長(7月18日)2024年7月18日
-
スマホでより便利に「石川県Aコープ(ジャコム石川)アプリ」提供開始2024年7月18日
-
TOWING「宙炭」活用 根域制限栽培によるシャインマスカット栽培実証開始 日本農業2024年7月18日
-
バイトアプリで1万人採用 農中提携の農業人材サービス 労働力確保に寄与2024年7月18日
-
全国7000名以上の生産者の声を反映 生産コスト低減へ JAグループ宮城 共同購入コンバイン出荷式 JA全農2024年7月18日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 全県で多発のおそれ 秋田県2024年7月18日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年7月18日
-
【注意報】野菜、花き類にオオタバコガ 県内全域で多発のおそれ 過去10年最多の昨年を上回る誘殺 千葉県2024年7月18日
-
【注意報】ネギにシロイチモジヨトウ 県内全域で多発のおそれ 千葉県2024年7月18日
-
【注意報】果樹全般に果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年7月18日
-
農業用ドローン専用カスタマーサポート 繁忙期で対応拡大 ナイルワークス2024年7月18日
-
食物繊維が豊富なもち麦2種の品種登録 成果を紹介 生研支援センター2024年7月18日
-
AI潅水施肥システム「ゼロアグリ」エントリー&ハイエンドモデル同時リリース2024年7月18日