年間総販売額1兆8253億円 6次産業化の農業関連販売金額2015年6月4日
農水省は、平成25年度の「6次産業化総合調査」結果をまとめた。
平成25年度の全国の農業生産関連事業による年間総販売金額は、1兆8253億円で、前年度に比べて4.6%増加した。総従事者数は46万8200人で前年度に比べて3.8%増加した。
また、全国の漁業生産関連事業による年間総販売金額は2032億円で、前年度比9.6%の増加。総従事者数は2万3000人で、前年度比9.0%の増加となっている。
業態別の農業生産関連事業総販売金額については以下のとおり。
【農産物直売所】
9026億円(全体に占める割合は49.4%)で前年度比6.8%増。
1事業体当たり平均販売金額は3807万円だが、1000万円以下事業体が62.6%を占め、5000万円以上は15.4%となっている。
【農産物の加工】
8407億円(同46.1%)、前年度比2.1%増。
1事業体当たり平均販売金額は2748万円。1000万円以下事業体が85.6%を占め、5000万円以上は3.9%にすぎない。
【観光農園】
378億円(同2.1%)、前年度比▲0.4%。
1事業体当たり平均販売金額は433万円で、500万円以下の事業体が82.8%となっている。
【その他農業生産関連事業】
443億円(同2.4%)、前年度比14.6%増。
また、業態別のこれらの事業における農業経営体の家族や運営主体の構成員と雇用者を合計した総従事者数については以下のとおり。
【農産物直売所】21万2600人(同45.4%)、前年度比▲1.1%。
【農産物の加工】17万7900人(同38.0%)、前年度比10.8%。
【観光農園】5万6900人(同12.2%)、前年度比1.7%増。
【その他農業生産関連事業】2万800人(同4.4%)、前年度比5.5%増。
(関連記事)
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