アグリビジネス人材を募集 新潟県 7月説明会2015年6月19日
新潟県は中山間地域に定住し、地域の農業者とともに農産物をはじめとする地域資源を活かした6次産業化に取り組む人材を募集する。企画・販売などの仕事の経験がある45歳から60歳までの人材を求めており、夫婦の場合、研修期間中は最大で500万円(2年間)を支給して生活費をサポートする。
生産条件が厳しく規模拡大による所得確保が難しい中山間地域では特色ある地域資源を活かした6次産業化を進めることが必要だとの考えから、新潟県は中山間地域に定住し企画・販売力を活かしたアグリビジネスを展開する人材を募集することにした。
求める人材は▽企画、販売、食品加工などの経験を有する者(概ね45?60歳)、▽研修後に地域の農業者とともにアグリビジネスに取り組む者、▽研修する地域に定住する者。
地域は、清里(上越市)、津南(津南町)、羽茂(佐渡市)の3か所で各1件を募集する。それぞれの市町村農業担い手公社で研修を実施し、県は地域との関係づくりをサポートするとともに、研修期間中の生活経費を支援する。
支援額は、夫婦等2人の場合、最大500万円(2年間)、1人の場合、最大340万円(2年間)。 7月21日に東京・日本橋室町の「ブリッジにいがた」で相談会を開催する。相談会への参加申し込み締め切りは7月19日(日)。申込みに必要な書類、手続き等が説明される。応募の意欲のある人には現地を見学する機会もつくるという。
募集期間は相談会を開く7月21日から8月31日(月)まで。
新潟県農林水産部によると、地域に定住、就農し、地域の農業者や農産物などを活かした食品加工や、レストラン、スイーツ店などを展開するなど「これまでの仕事の経験を地域のなかでどう活かすかを考える人を期待したい」と話している。
問い合わせは新潟県農林水産部地域農政推進課TEL025-280-5293。
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