六次産業化モデル事業めざし、地元農家と法人設立 サタケ2015年7月28日
サタケ(本社:広島県東広島市)は地元の稲作農家33戸と共同で農業生産法人「株式会社賀茂プロジェクト」を設立した。
サタケは六次産業化を柱とする地域参画型循環事業モデルの構築に取り組み、2011年にGABA(ギャバ)ライスを使ったおむすび店舗「おむすびのGABA西条店」を開店。地元のコメを付加価値の高い食品に加工して販売するモデル事業を行っている。
今回、東広島市豊栄町清武地区の高齢化と各農家の将来的な人手不足や離農といった問題をうけて、同地域にサタケグループの会社がある縁もあり、サタケの持つ穀物加工や商品開発、マネジメントなどのノウハウを活用し問題解決を図るため、共同で農業生産法人を設立することにした。
今回の法人設立により、同地域では人手不足の解消、集落の維持・発展が図られることが期待されている。また、六次産業化のモデルケースとして、水稲を主体に生産からGABA米などへの加工・販売までを一貫して取り組む。将来的には林業や畜産業、商工業とも連携した地域参画型循環事業の構築を目指す。
設立にあたり、法人代表松本和久氏(サタケ)は「ギャバライス加工など付加価値の高い食品を生産し、販売することで、持続可能な農業を実現する。魅力ある地域づくりに貢献したい」と話している。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(118) -改正食料・農業・農村基本法(4)-2024年11月16日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (35) 【防除学習帖】第274回2024年11月16日
-
農薬の正しい使い方(8)【今さら聞けない営農情報】第274回2024年11月16日
-
【特殊報】オリーブにオリーブ立枯病 県内で初めて確認 滋賀県2024年11月15日
-
農業者数・農地面積・生産資材で目標設定を 主食用生産の持続へ政策見直しを JAグループ政策要請①2024年11月15日
-
(410)米国:食の外部化率【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月15日
-
値上げ、ライス減量の一方、お代わり無料続ける店も 米価値上げへ対応さまざま 外食産業2024年11月15日
-
「お米に代わるものはない」 去年より高い新米 スーパーの売り場では2024年11月15日
-
鳥インフル 米オレゴン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月15日
-
「鳥インフル 農水省、ハンガリー2県からの家きん・家きん肉等の輸入を14日付で一時停止」2024年11月15日
-
「鳥インフル 農水省、ハンガリー2県からの家きん・家きん肉等の輸入を13日付で一時停止」2024年11月15日
-
鳥インフル 米ワシントン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月15日
-
南魚沼産コシヒカリと紀州みなべ産南高梅「つぶ傑」限定販売 JAみなみ魚沼×トノハタ2024年11月15日
-
東北6県の魅力発信「食べて知って東北応援企画」実施 JAタウン2024年11月15日
-
筋肉の形のパンを無料で「マッスル・ベーカリー」表参道に限定オープン JA全農2024年11月15日
-
「国産りんごフェア」全農直営飲食店舗で21日から開催 JAタウン2024年11月15日
-
農薬出荷数量は3.0%減、農薬出荷金額は0.1%減 2024年農薬年度9月末出荷実績 クロップライフジャパン2024年11月15日
-
かんたん手間いらず!新製品「お米宅配袋」 日本マタイ2024年11月15日
-
北海道・あべ養鶏場「旬のりんごとたまごのぷりん」新発売2024年11月15日
-
日本各地のキウイフルーツが集まる「キウイ博」香川県善通寺市で開催2024年11月15日