世界の森林減少が鈍化 管理政策が広がる FAOが調査2015年9月11日
世界の森林は人口の増加、および森林が農用地や他の用途に転用されることから減少続けていたが、最近の25年間は、純減少率で50%以上鈍化した。FAO(世界食糧機構)がこのほど発表した。
FAOの「世界森林資源評価2015」(234の国と地域を対象にした調査)によると、1990年以降、南アフリカとほぼ同じ面積の約1億2900㌶の森林が消失した。一方で保護されている森林が増え、さらに多くの国で森林管理が改善されている。
1990年、世界の陸地面積の31.6%、41億2800万haが森林だったが、15年には30.6%、39億9900万haになった。
一方、年間の純消失率は1990年代の始めの0.18%から、2010~2015年期には0.08%に減速した。
FAOは「ここ25年で森林管理は飛躍的に改善した。これは森林計画、知的所有、法律制定、森林政策など、それぞれの国が実施してきたことによる」と分析している。
重要な記事
最新の記事
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「コメ騒動」の原因と展望~再整理2025年3月7日
-
(425)世界の農業をめぐる大変化(過去60年)【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年3月7日
-
新潟県産チューリップ出荷最盛期を前に「目合わせ会」 JA全農にいがた2025年3月7日
-
新潟空港で春の花と「越後姫」の紹介展示 JA全農にいがた、新潟市2025年3月7日
-
第1回ひるがの高原だいこん杯 だいこんを使った簡単レシピコンテスト JA全農岐阜2025年3月7日
-
【スマート農業の風】(12)ドローン散布とデータ農業2025年3月7日
-
小麦ブランの成分 免疫に働きかける新機能を発見 農研機構×日清製粉2025年3月7日
-
フードロス削減へ 乾燥野菜「野菜を食べる」シリーズ発売 農業総研×NTTアグリ2025年3月7日
-
外食市場調査1月度市場規模は3066億円2019年比94.6% コロナ禍以降で最も回復2025年3月7日
-
45年超の長期連用試験から畑地土壌炭素貯留効果を解明 国際農研2025年3月7日
-
日本赤十字社のプロジェクト「ACTION!防災・減災」に参加 コープみらい2025年3月7日
-
健康増進へ野菜摂取レベルなど競う企業対抗企画 タキイ種苗が優勝2025年3月7日
-
フルーツピークス横浜ポルタ店2周年記念 いちごの超豪華パフェや感謝価格のタルト登場2025年3月7日
-
EVトラックの最適充電マネジメントシステムサービスを提供開始 グリーンコープ生協くまもと2025年3月7日
-
「金芽米」活用で市職員の花粉症予防・改善にチャレンジ 大阪・泉大津市2025年3月7日
-
台湾へのイチゴ輸出を本格化 JAかみましき2025年3月7日
-
道の駅「明治の森・黒磯」で「手塚さんちの長ねぎドレッシング」新発売2025年3月7日
-
鳥インフル 米デラウェア州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年3月7日
-
鳥インフル 英ポーイス州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年3月7日
-
人形町今半で「福島牛フェア」開催 7日から期間限定で提供2025年3月7日