組合員視点で改革を-JA全中・奥野会長2016年4月8日
JA全中の奥野長衛会長は4月7日の定例会見で、1日から施行された改正農協法をふまえて「いかに組合員のためになる事業を立ち上げるか、努力を忘れてはならないと思う」とJA自己改革への考えを語った。
奥野会長はJA自己改革の取り組みにあたって「一円でも高く売る努力をする、そのために1円でも安く生産資材を提供していく、そういう事業の原点にしっかりと戻ることに役職員が知恵を絞っていくことが大事だ」と強調した。
とくに農家組合員から期待されている営農経済事業の強化に向けては「新たな挑戦にはリスクもともなうが、組合員にどう役立つかを忘れなければ失敗してもいいと思っている。いかに組合員のためになる事業を立ち上げるか、組合員のニーズをどう拾い上げていくか、努力を忘れてはならない」と呼びかけ、「地域に根ざして協同の力をきちんと発揮していくことが、新自由主義に対する協同組合としての対案だと思う」などと語った。
(関連記事)
・指定団体制度の機能維持を-JA全中 (16.04.07)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(125) -改正食料・農業・農村基本法(11)-2025年1月18日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (42) 【防除学習帖】第281回2025年1月18日
-
農薬の正しい使い方(15)【今さら聞けない営農情報】第281回2025年1月18日
-
イタリアはラーメンブーム【イタリア通信】2025年1月18日
-
「一揆は対立ではなく連携へののろし」 この機逃せば農村消える 山形県の農家・菅野芳秀さん2025年1月17日
-
鳥インフルエンザ続発 愛知で国内30例目、千葉で31例目2025年1月17日
-
米の作況指数 「農水省発表マイナス5が新潟の実感」 新潟大・伊藤助教が指摘2025年1月17日
-
鳥インフル 米デラウェア州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月17日
-
令和6年度スマート農業アクセラレーションサミット開催 JA全農2025年1月17日
-
(418)日本初のグローバル化の功罪【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年1月17日
-
【JAトップ提言2025】有機農業で次代に活路 JA常陸組合長 秋山豊氏2025年1月17日
-
【JAトップ提言2025】環境と農業の両立に的 JA秋田中央会会長 小松忠彦氏2025年1月17日
-
生産者にZ‐GIS活用講習会 JA全農2025年1月17日
-
JA広報大賞 JAふくしま未来に決定 JA全中2025年1月17日
-
農業界特化就活フェア「あぐりナビ就活FES.」東京、大阪で開催 アグリメディア2025年1月17日
-
「2024年度 GAPシンポジウム」開催 日本生産者GAP協会2025年1月17日
-
適用拡大情報 殺虫剤「ベリマークSC」 FMC2025年1月17日
-
適用拡大情報 殺虫剤「ベネビアOD」 FMC2025年1月17日
-
日本生協連「くらしと生協」包丁研ぎの魅力を伝えるアニメ動画を公開2025年1月17日
-
東大阪農業PR大使・シャンプーハットてつじ密着取材「ピカッと東大阪」で公開2025年1月17日