鳥獣害対策の実例取り上げる 事業報告書公表2016年5月18日
農水省は、対策手法確立調査・実証事業検討委員会が作成した事業報告書「野生動物による被害対策ー特色ある実施体制の実例」(平成28年3月作成)をホームページに公表した。
調査は、農林水産省鳥獣被害対策基盤支援事業の一環として、地域住民や生産者が自立して被害対策を継続するための支援活動を明らかにすることを目的に実施された。
「野生動物による被害対策ー特色ある実施体制の実例」には、▽調査・実証の対象と方法、▽実施体制の実例、▽各実施体制における共通の課題が掲載されている。実例では神奈川県、島根県、群馬県、福島県の鳥獣害に対する取り組みを取り上げ、専門のセンターを設置した県や各地方事務所に鳥獣専門指導員を配置している県、民間団体が行政などのハブとなり連携して対策を行う県などを紹介している。また鳥獣害に悩む地域を対象に支援を行う民間団体の(一社)ふるさとけものネットワークについても掲載。
報告書は農水省のホームページから確認できる。
(獣害の関連記事)
・【STOP獣害(下)】「畑守れた!」 (16.04.26)
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