労働力低減・高収益作物の導入に向けて 「中山間地域における優良事例集」公表2016年6月14日
農水省はホームページ上で「中山間地地域における優良事例集」を公表。事例が追加され次第追加掲載している。
中山間地域で農地や農業用用排水施設などの農業農村整備を契機に、新たな担い手組織の設立などを通じて収益性の高い農業を展開し「強くて豊かな農業」そして「美しく活力ある農村」の実現に取り組む地域の事例を紹介。同省は全国各地で、取組みの横展開に期待している。
事例集は果樹、野菜、花き、水稲、牧草それぞれを主な作物とする全国の地区を取り上げている。奈良県五條市で取組む「日本一の柿のまち」づくりに向けた取組みでは、ハウス栽培による高付加価値化、岐阜県高山市の「トマト」の雨よけ栽培など高収益作物の導入と品質向上の取組みでは農地造成による経営規模の拡大と高収益作物の拡大などを掲載。取組みの詳細や実際の販売額の増加など取組みによる変化が分かりやすく紹介されている。
農水省のホームページから確認できる。
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