【TPP】国際シンポジウム-自由貿易は私たちを幸せにするのか?-6月19日開催2016年6月16日
NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)は6月19日に東京都内で国際シンポジウムを開催する。
テーマは「自由貿易は私たちを幸せにするのか? TPP・TTIP・TiSAが脅かす民主主義・環境正義・暮らし」。
TPPのほか米国とEUとの経済連携協定のTTIP、日本も参加する新サービス貿易協定(TiSA)など、メガFTAが国際貿易の主流になっているが、いずれも米国主導で秘密交渉であるという共通点がある。
日本ではTPPは農産品の関税問題といわれてきたが、本質は「誰がルールをつくるのか」。企業の利益なのか、人間の生きる権利・幸福権を追求、実現するのかという本質的な対立がある。格差是正や貧困問題解決のため貿易や社会政策はどうあるべきか議論を深める。話題の「パナマ文書」も取り上げる。スピーカーとして米国、EUの専門家も参加する。
報告は▽EU市民社会はなぜTTIPに反対しているのか(ローラ・ブルーシュ氏)、▽米国におけるTPP最新情勢と企業の動き(メリンダ・セント・ルイス氏)、▽多国籍企業をどのように規制するか-パナマ文書とグローバルタックス(上村雄彦氏)、▽自由貿易の本質をどう捉えるか(首藤信彦氏)。
○日時=6月19日(日)13:00~16:45
○場所=全国町村会館2階ホール
○参加費=1000円※同時通訳あり※定員200名(予約優先)
○主催=NPO法人アジア太平洋資料センター
(同センターのホームページから申込みできる)
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