地産地消等優良活動 農水大臣賞にJAおうみ冨士2016年11月9日
全国地産地消推進協議会と(一財)都市農産漁村交流活性化機構はこのほど、平成28年度地産地消等優良活動の表彰を行った。応募部門は地域振興部門、交流促進部門、消費拡大部門の3つ。JAおうみ冨士が農水大臣賞を受賞した。
地産地消は地域の生産者と消費者を結び付け、食糧自給率の向上を図るうえで重要であり、直売や加工などへの取り組みを通じて6次産業化による地域活性化にもつながるとして推進が求められている。全国の立地条件を活かした創意工夫のある地産地消、国産農林水産物・食品の消費拡大の取り組みや活動を表彰している。
学校給食などでの地域の農林水産物の利用促進や直売所などの地域振興部門で農林水産大臣賞を受賞したのは、農業生産法人(株)あいあいファーム(沖縄県)、農林水産省食料産業局長賞にJA東京むさし小平支店(東京都)と農業生産法人(有)山国さきがけセンター(京都府)だった。
地産地消と食育を結び付けた活動や消費者との交流など交流促進部門には、農林水産大臣省にJAおうみ冨士ファーマーズマーケットおうみんち(滋賀県)が受賞。農林水産省食料産業局長賞に山形県南陽市梨郷(りんごう)小学校子どものうぎょうせいさんほうじんのびのびファーム(山形県)と唐戸魚食塾(山口県)が受賞した。
事業所での給食や食品製造などでの国産農林水産物や食品の利用促進、国内の生産者への支援活動などの消費拡大部門には、全国地産地消推進協議会会長賞にみやぎ生活協同組合(宮城県)、農林水産省食料産業強調將にさいたまヨーロッパ野菜研究会(埼玉県)が受賞した。
交流促進部門で農林水産大臣賞を受賞したJAおうみ冨士は「大変名誉な賞をいただいてよろこんでいます。TPPもあり、今は重要な時期。これからも地域の生産者と消費者を結びつける活動を頑張っていきたいと思います」とコメントした。
(写真)左から、あいあいファーム、JAおうみ冨士、岩手県立中央病院、川辺学校給食センター、よかもんカフェ
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(119) -改正食料・農業・農村基本法(5)-2024年11月23日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (36) 【防除学習帖】第275回2024年11月23日
-
農薬の正しい使い方(9)【今さら聞けない営農情報】第275回2024年11月23日
-
コメ作りを担うイタリア女性【イタリア通信】2024年11月23日
-
新しい内閣に期待する【原田 康・目明き千人】2024年11月23日
-
基本法施行後初の予算増確保へ JAグループ基本農政確立全国大会に4000人 生産者から切実な訴え2024年11月22日
-
「適正な価格形成」国関与で実効的に JA群馬中央会・林会長の意見表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
JAグループ重点要望実現に全力 森山自民党幹事長が表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
農林水産省 エン・ジャパンで「総合職」の公募開始2024年11月22日
-
鳥インフル 米モンタナ州、ワシントン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
鳥インフル オランダからの生きた家きん等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
11月29日「ノウフクの日」に制定 全国でイベント開催 農水省2024年11月22日
-
(411)「豚ホテル」の異なるベクトル【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月22日
-
名産品のキャベツを身近に「キャベツ狩り選手権」開催 JA遠州中央2024年11月22日
-
無人で水田抑草「アイガモロボ」NEWGREENと資本業務提携 JA三井リース2024年11月22日
-
みのるダイニング名古屋店開業2周年「松阪牛ステーキ定食」特別価格で提供 JA全農2024年11月22日
-
【スマート農業の風】農業アプリと地図データと筆ポリゴン・eMAFF農地ナビ2024年11月22日
-
自動運転とコスト【消費者の目・花ちゃん】2024年11月22日
-
イチゴ優良苗の大量培養技術 埼玉農業大賞「革新的農業技術部門」で大賞受賞 第一実業2024年11月22日
-
「AGRIST Aiサミット 2024」産官学金オープンイノベーションで開催2024年11月22日