戦略作物の作付計画面積2万6000ha増-28年度交付金申請状況2016年11月16日
農林水産省は平成28年度の経営所得安定対策の加入申請状況をとりまとめた。飼料用米の作付け面積が増加するなど、戦略作物の作付計画面積が増加している。
収入減少影響緩和交付金(ナラシ対策)の申請件数は約11万件で27年産にくらべて3000件減少している。ただ、申請面積の合計は99万haで27年産より1万1000ha増加した。申請者のうち集落営農は4080件。構成戸数は約12万2000戸となっている。
畑作物の直接支払交付金(ゲタ対策)の申請件数は4万6000件で前年産とほぼ同数。ただし、作付計画面積は50万2000haで前年産にくらべて7000ha増加している。集落営農の申請件数は4036件で構成戸数は約12万6000戸となっている。
水田での転作作物に対する交付金である水田活用の直接支払交付金は申請件数が2万3000件減少し49万9000件となっている。ただし、戦略作物の作付計画面積は2万6000ha増えて58万5000haとなっている。
とくに飼料用米が7万9000haから9万1000haへと増えた(基幹作物と二毛作作物の合計)。
水田活用の直接支払交付金での耕畜連携助成の取り組み計画面積は5万haで前年より6100ha増えた。取り組みの内訳は「飼料用米のわら利用」2万2000ha、「水田放牧」1300ha、「資源循環の取組」2万7000haとなっている。
米の直接支払交付金(10aあたり7500円)の申請件数は79万7000件で前年より4万4000件減少。作付計画面積は103万6000haで同1万5000ha減少している。
重要な記事
最新の記事
-
JA経営 経常利益18.5%減 2024年度上半期総合JA経営調査2025年3月10日
-
JA貯金残高 108兆2105億円 1月末 農林中金2025年3月10日
-
米価高騰の主因は食糧安保政策の不在【森島 賢・正義派の農政論】2025年3月10日
-
国産ジビエ認証施設に大分県「日田ジビエ工房」認証 農水省2025年3月10日
-
米価下がる見通し 関係者の判断 大幅増 米穀機構調査2025年3月10日
-
女性総合職 新卒採用40%以上を目標 農林中金2025年3月10日
-
廃棄されるゆら早生みかんを豊潤なジュースに フードロス減らしSDGs貢献 JAありだ(和歌山県)2025年3月10日
-
地元産ササニシキがパックご飯、大豆・りんご・たまねぎ・味噌が焼肉のタレに2025年3月10日
-
花き振興部会第36回総会を開く JA鶴岡2025年3月10日
-
本日10日は「魚の日」国産若うなぎ長焼きなど60商品を特別価格で販売 JAタウン2025年3月10日
-
温暖化に対応したミカンとアボカドの適地予測マップを開発 農研機構2025年3月10日
-
【人事異動】農中情報システム(株)(3月31日付、4月1日付)2025年3月10日
-
【今川直人・農協の核心】営農指導モデル2025年3月10日
-
作物病害の原因となる植物群落の結露と気象条件の関係を定量化 農研機構2025年3月10日
-
北海道にコメリパワー「恵庭店」3月21日に新規開店2025年3月10日
-
春の味覚を楽しむ 市内3つの農園でいちご狩り体験 福井県あわら市2025年3月10日
-
乙葉が登壇「さけるチーズの日」盛り上げる「さけるチーズフェス2025」大阪で初開催 雪印メグミルク2025年3月10日
-
お米ギフト「年貢米」オンラインストア限定で新発売 八代目儀兵衛2025年3月10日
-
福島県白河市 美味しくて自慢の農産品が東京に集結 販売会開催2025年3月10日
-
農機自動操舵システム「FJD AT2 Max農機自動操舵システム」販売開始2025年3月10日