チラシで意思固め 「提言」でJA愛知中央会2016年12月1日
規制改革推進会議農業ワーキンググループの意見(提言)について、JA愛知中央会は、提言の問題点を整理した県内のJA役職員向けのチラシ=写真=を作成し、問題意識の共有化をはかっている。
チラシはA4判で、農業ワーキンググループの意見を裏面で紹介し、表面で問題を、カラー刷りで整理している。全体では「JAは協同組合であり、組合員のものである。なぜ、規制改革推進会議が民間団体である全農・JAの運営方針をきめるのか?
民間への過剰介入である」と、推進会議の権限を問題にしている。
次いで信用事業の代理店化は、「営農事業の財源の確保が困難になり、農家所得の向上に逆行する。代理店化は各JAの選択であるのに、『3年後・半減』の目標設定をすることは不当である」と、規制改革推進会議の越権行為を批判する。
さらに准組合員の利用規制で実態調査・研究を加速するよう求めていることに対し「5年をかけて結論を出すとしている改正農協法附則を超える内容である」と、国会軽視を問題にする。
さらにJA全農の委託販売廃止・買取販売への転換について、「JAグループの価格交渉力が弱まり、農家所得の増大に逆行する。全量買取を強要することは民間経営への過剰介入」と指摘している。
重要な記事
最新の記事
-
【令和6年度 鳥インフルエンザまとめ】2025年1月22日
-
【特殊報】チャ、植木類、果樹類にチュウゴクアミガサハゴロモ 農業被害を初めて確認 東京都2025年1月22日
-
【新年特集】2025国際協同組合年座談会「協同組合が築く持続可能な社会」(1)どうする?この国の進路2025年1月22日
-
【新年特集】2025国際協同組合年座談会「協同組合が築く持続可能な社会」(2) どうする?この国の進路2025年1月22日
-
【新年特集】2025国際協同組合年座談会「協同組合が築く持続可能な社会」(3) どうする?この国の進路2025年1月22日
-
【新年特集】2025国際協同組合年座談会「協同組合が築く持続可能な社会」(4) どうする?この国の進路2025年1月22日
-
禍禍(まがまが)しいMAGA【小松泰信・地方の眼力】2025年1月22日
-
鳥インフル 英イースト・サセックス州など4州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月22日
-
【JAトップ提言2025】消費者巻き込み前進を JAぎふ組合長 岩佐哲司氏2025年1月22日
-
【JAトップ提言2025】米も「三方よし」精神で JAグリーン近江組合長 大林 茂松氏2025年1月22日
-
京都府産食材にこだわった新メニュー、みのりカフェ京都ポルタ店がリニューアル JA全農京都2025年1月22日
-
ポンカンの出荷が最盛を迎える JA本渡五和2025年1月22日
-
【地域を診る】地域再生は資金循環策が筋 新たな発想での世代間、産業間の共同 京都橘大学教授 岡田知弘氏2025年1月22日
-
「全日本卓球選手権大会」開幕「ニッポンの食」で応援 JA全農2025年1月22日
-
焼き芋ブームの火付け役・茨城県行方市で初の「焼き芋サミット」2025年1月22日
-
農のあるくらし日野のエリアマネジメント「令和6年度現地研修会」開催2025年1月22日
-
1月の「ショートケーキの日」岐阜県産いちご「華かがり」登場 カフェコムサ2025年1月22日
-
「知識を育て、未来を耕す」自社メディア『そだてる。』運用開始 唐沢農機サービス2025年1月22日
-
「埼玉県農商工連携フェア」2月5日に開催 埼玉県2025年1月22日
-
「エネルギー基本計画」案で政府へ意見 省エネと再エネで脱炭素加速を パルシステム連合会2025年1月22日