主食用水稲 5.4万t増の収穫量749万6000t‐28年産2016年12月5日
農林水産省は12月2日、28年産水稲の収穫量を公表した。
28年産水稲の作付面積(子実用)は147万8000haで前年産にくらべて2万7000ha減少した。うち主食用作付面積は138万1000haで前年産にくらべて2万5000ha減少した。 作柄は生育期間を通じておおむね天候に恵まれたため、全国の10aあたり収量は前年産より13㎏増加して同544㎏で収穫量(子実用)は804万2000tが見込まれている。同5万6000t増加の見込み。このうち主食用の収穫量は749万6000tで前年産に比べ5万4000tの増加が見込まれる。
農家が使用しているふるい目幅ベースの全国作況指数は103。ふるい目幅重量分布を全国平均でみると、1.85mm以上の玄米の重量割合は96.4%と見込まれ、直近5年平均値にくらべ0.4ポイント高くなっている。
なお、陸稲の作付面積(子実用)は944haで前年産にくらべ216haの減少、収穫量(子実用)は2060tで前年産にくらべ640tの減少となった。
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