個別経営の農業所得28%増加-農水省統計2016年12月16日
農林水産省が12月6日に公表した個別の農業経営体の経営統計によると、27年の1経営体の農業所得は前年にくらべて28.8%増加した。
農業経営体(個別経営)の全国の1経営体あたりの農業粗収益は544万円。畜産、野菜、稲作収入が増えたことから前年にくらべて8.6%増加した。
一方、農業経営費は391万円。光熱動力費は減少したものの、飼料費、農機具費等が増加したことから前年にくらべて2.4%増加した。
その結果、農業粗収益から農業経営費を差し引いた農業所得は153万円となり、前年より28.8%増加した。
農外所得は147万円で前年にくらべて1.2%増加し年金等の収入は195万円で1.9%増加した。
農業所得に農業生産関連事業所得、農外所得と年金等の収入を加えた総所得は496万円で8.7%増加した。
個別経営の経営主の年齢は平均67.3歳となった。
主副業別に農業所得をみると、主業経営体では558.3万円(前年比11.9%増)、凖主業経営体では57.9万円(同90%増)、副業的経営体では46.9万円(同48%増)となっている。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】タマネギえそ条斑病 県内で初めてタマネギほ場で確認 和歌山県2024年7月22日
-
【注意報】早期水稲に斑点米カメムシ類 栽培地域で多発のおそれ 熊本県2024年7月22日
-
【注意報】周辺草地と本田で斑点米カメムシ類が多発 適期防除を 宮城県2024年7月22日
-
国際協同組合デー「私たちは幸せに生きることはできない」 パレスチナの協同組合連合会2024年7月22日
-
外国法人が議決権持つ法人の農地取得 累計0.6ha 2023年 農水省調査2024年7月22日
-
外国資本による森林取得 累計で2868ha 林野庁2024年7月22日
-
「みどり戦略」実践へ 農業を次代につなぐ 農水省・久保牧衣子氏【全中教育部・オンラインJAアカデミー】2024年7月22日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」鹿児島県「たわわタウン谷山」で買い物とランチを満喫 JAタウン2024年7月22日
-
JR大阪駅で「みのりみのるマルシェ 岡山の実り」27日に開催 JA全農2024年7月22日
-
植物病害を発生拡大予測する数理モデル開発 トマトかいよう病の防除対策開発へ 農研機構2024年7月22日
-
農薬出荷数量は6.1%減、農薬出荷金額は3.8%減 2024年農薬年度5月末出荷実績 クロップライフジャパン2024年7月22日
-
「第3回全農 全日本中学生カーリング選手権大会」新潟で26日から開催2024年7月22日
-
令和6年度「TOYOHASHI AGRIMEETUP」始動 第1回交流会の参加者募集 愛知県豊橋市2024年7月22日
-
福島県南相馬市「みらい農業学校」第2期入学生の募集を開始 マイファーム2024年7月22日
-
独自技術で水田の中干しを測定 北海道岩見沢市で実証実験 ソラテクノロジー2024年7月22日
-
晴れの国おかやま「フルーツ食堂」桃とぶどうの定食を期間限定で提供2024年7月22日
-
完全人工光型植物工場の市場規模 前年度比99.0%見込 植物工場市場に関する調査 矢野経済研究所2024年7月22日
-
霧のいけうち「施設園芸・植物工場展」に出展 微細ミストシステムなど紹介2024年7月22日
-
農作業事故をVRで体験 宇都宮大学で農作業安全授業を開催 JA共済連2024年7月22日
-
農業専門求人サイト「あぐりナビ」10周年記念キャンペーン実施 アグリメディア2024年7月22日