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GI産品一堂に 千葉・幕張でフェスタ-JTB西日本2017年9月25日

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 (株)JTB西日本は9月22~24日、千葉市幕張副都心で「地理的表示フェスティバル」を開いた。地理的表示(GI)保護制度について知ってもらい、日本が誇る地域の食ブランドの魅力を広く伝えようというもので、延べ20のGI製品が出品された。

 会場のイオンモール幕張副都心のイベント広場には、これまで認定された全国のGI産品のパネルと、出品団体のブースが並び、来場者は製品についての説明を聞くとともに、試食品を味わった。
23日のオープニングセレモニーには齋藤健農水大臣も出席。「現在42産品がGIに認定されている。これを100にも200にも増やして、世界でも売れる商品にしたい」と、輸出産品としてのGIに期待を込めた。また、伊藤嘉道ジェイティービー常務取締役は「旅は食が動機。年間で2400万人の訪日外国人がいるが、日本食、日本の食材、土地に関心が高い。その地に行って、作っている人との交流もして欲しい」とあいさつした。
 セレモニーでは、タレントの菊地亜美さんが特別ゲストで出席。GI産品事業者とのトークセッションや、GI産品がその場で当たる抽選会などを行なった。会場では、試食のできる長野県JAみなみ信州出品の「市田柿」、JA全農出品の「万願寺甘とう」などに人が集まり、盛んに質問していた。
 「東根さくらんぼ」のJA東根市の後藤喜隆営農販売営業部部長は「東根(ひがしね)の地名を知らない人が多いが、GIに認定されたことを機会に、東根の地名とサクランボをPRしたい」と、チラシを配りながら来場者に産地を売り込んでいた。

賑わう木頭ゆずのブース市田柿を試食する来場者ら万願寺甘とうのブースの前

 (写真左)賑わう木頭ゆずのブース
 (写真中)「市田柿」を試食し「おいしい」の声も
 (写真右)万願寺甘とうのブースの前に立つ来場者ら

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