い草の作付10%減少 農水省2017年10月18日
農水省は、平成29年産「い」(い草)の作付面積、収穫量、畳表生産量(主産県)をまとめた。
主産県である福岡県、熊本県の作付面積は578haで、前年に比べ10%・65ha減少した。これは、他作物への転換などがあったためだとしている。
10a当たり収量は1480kgで、前年を14%上回っている。これは、生育期間の天候がおおむね順調だったことと、一部で多収品種への移行があったことによる。
収穫量は8530tで、前年より190t(2%)増加した。作付面積は減少したが10a当たり収量が増加したことによる。
畳表生産量(28年7月から29年6月まで)は、265万枚で前年より11万枚(4%)増加した。なお、国内で流通している畳表の約8割(28年)は輸入となっている。
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