平成30年春の農作業安全確認運動、3月スタート2018年2月8日
・死亡事故ゼロをめざし
農林水産省は、農作業死亡事故を減少させるため、毎年3月から5月までを農作業安全対策の重点期間として位置付けている。今年も3月1日から5月31日までの間「平成30年春の農作業安全確認運動」を実施する。
今回の運動のスタートにあたって、2月13日、同省講堂において「平成30年春の農作業安全確認運動推進会議」も併せて開催する。
農業就業者人口が減少する中で、農作業の死亡事故は毎年350件程度発生しており、それを減少させることを目的に実施される。
今年の重点テーマは「まずはワンチェック、ワンアクションで農作業安全」。
そして、今年の運動方針は、GAP(農業生産工程管理)の周知を通じた現場の改善活動や農業者への安全確保の声かけと注意喚起などを通して、農作業の事故防止対策の徹底化を図りたいとしている。
(画像)農作業安全ステッカー
その他の具体的な取り組みは次の通り。
(1)都道府県や農機メーカー、販売店などでの農作業事故情報の収集強化と情報分析とそれをを活かした農業現場での安全利用や農業機械の安全設計の促進
(2)気温の上がる5月頃から熱中症による事故の発生が多くなることから、
機能性の高い作業ウエアなどの事故予防に資するグッズの利用促進
(3)農作業安全に対する国民意識の醸成を図るための「農作業安全ポスターコンクール」の実施
(4)農作業安全推進ブロック会議の全国8か所による開催(末尾に概要)
推進会議の開催概要や傍聴申込方法などは次の通り。なお申し込みはインターネットかFAXに限る。傍聴可能人数は50名程度。
【開催日時と場所】
○日時:2月13日、13時30分から15時30分まで
○会場:同省本館7階講堂(東京都千代田区霞が関1-2-1)
【議題】
(1)農作業安全対策について
(2)取組事例講演(GAP関連)
(3)農作業安全関係団体からの情報提供
(4)意見交換
【傍聴の申込要領】
○インターネット申込先:農作業安全確認運動推進会議の傍聴申込み
○FAX:03-3597-0142(同省技術普及課生産資材対策室まで)
【申込締切】
○2月8日、午後3時必着
【ブロック会議の概要】
▽北海道ブロック(北海道農作業安全運動推進本部主催)
○日時:2月20日午後1時30分から
○会場:北海道農業団体健康保険組合北農健保会館大会議室(332・333)(札幌市中央区北4条西7丁目1-4)
○問い合わせ先:北海道農政事務所生産経営産業部生産支援課
○直通電話:011-330-8807
▽東北ブロック
○日時:2月22日午後1時30分から
○会場:仙台合同庁舎B棟2階共用第二会議室(仙台市青葉区本町3丁目3-1)
○問い合わせ先:東北農政局生産部生産技術環境課
○直通電話:022-221-6214
▽関東ブロック
○日時:2月23日午後1時30分から
○会場:さいたま新都心合同庁舎2号館5階共用中研修室5B(さいたま市中央区新都心2番地1)
○問い合わせ先:関東農政局生産部生産技術環境課
○直通電話:048-740-0448
▽北陸ブロック
○日時:3月5日(調整中)
○会場:北陸農政局共用大会議室(金沢市広坂2丁目2番60号金沢広坂合同庁舎)
○問い合わせ先:同局生産部生産技術環境課
○直通電話:076-232-4893
▽東海ブロック
○日時:2月27日午後2時から
○会場:東海農政局第1・2会議室(名古屋市中区三の丸1-2-2)
○問い合わせ先:同局生産部生産技術環境課
○直通電話:052-746-1313
▽近畿ブロック
○日時:2月27日午後1時30分から
○会場:近畿農政局第1会議室(本館1階)(京都市上京区西洞院通下長者町下る丁子風呂町)
○問い合わせ先:同局生産部生産技術環境課
○直通電話:075-414-9722
▽中国四国ブロック
○日時:3月7日午後2時から
○会場:中国四国農政局10階第10AB会議室(岡山市北区下石井1丁目4-1)
○問い合わせ先:同局生産部生産技術環境課
○直通電話:086-230-4249
▽九州・沖縄ブロック
○日時:2月26日午後1時15分から
○会場:熊本地方合同庁舎A棟10階農政局第7会議室(熊本市西区春日2丁目10-1)
○問い合わせ先:九州農政局生産部生産技術環境課
○直通電話:096-300-6270
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