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各国の保護担当官を集め登録出願説明会 JATAFF2018年2月14日

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・植物品種の海外流出防止へ

 植物品種等海外流出防止対策コンソーシアム(事務局:(公社)農林水産・食品産業技術振興協会、略称JATAFF)は、農林水産省の「植物品種等海外流出防止緊急対策事業」を活用し、米国、EU、中国、韓国のそれぞれの国の品種保護当局の担当官を集め、「海外品種登録出願説明会」を東京と京都で開催する。

植物品種の海外への無断持ち出し、増殖が大きな問題となっている。わが国で育成された優良な品種が海外へ流出し、無断で増殖されないようにするためには、海外で国ごとに育成者権を取得することが必要だ。
 しかし、海外で品種を登録し、植物育成者権を取得するには多額の費用がかかるとともに、海外の品種保護制度について十分な情報がないため、海外での権利保護がなかなか進まない状況にある。
 このため、農林水産省は平成28年度から「植物品種等海外流出防止緊急対策事業」を実施し、海外出願に要する費用を補助し、海外での育成者権の取得を支援している。
今回の説明会はその一環として行われるもの。
 なお、説明会では、弁護士および特許事務所による無料相談会が開かれる。時間は午後5時15分から7時15分まで。ただし、個別・予約制で、事前の申し込みが必要。先着12組を受け付ける。
 また今後、各ブロックで、農水省、弁護士・特許事務所、JATAFF による海外での植物品種保護出願手続きおよび植物育成者権の利用についての説明会、弁護士および特許事務所による個別・予約制の無料相談会を開催する予定。詳細については追って知らせるとのこと。

 
【海外品種登録出願説明会の開催概要】
○東京会場
・日時:3月6日午前10時から午後5時まで。
・場所:スタンダード会議室虎ノ門ヒルズフロント店中ホール(東京都港区虎ノ門1-22-14、ミツヤ虎ノ門ビル)
・無料相談会:午後5時15分から7時15分まで。
○京都会場
・日時:3月8日午前10時から午後5時まで。
・場所:ホテルグランヴィア京都竹取の間(京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル)
・無料相談会:午後5時15分から7時15分まで。
○講師:
(1)海外招へい者(同時通訳あり)
 ・David Chalkley米国農務省品種保護室(ウェブ参加予定)
 ・Christian A.Hannon 米国特許庁(USPTO)
 ・Laetitia Denecheau 欧州植物品種庁(CPVO)
 ・Zheng Yongqi中国国家林業局
 ・Li Jianmeng中国農業部
 ・Jang Jun Yon韓国国立種子院(KSVS)
(2)指定代理人
 ・HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
(3)農林水産省知的財産課
○参加費:無料
○申込方法:公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会もしくは電子メールにて。
○申込締切:2月23日必着。
 
【各ブロックでの無料相談会の予定】
○北海道(札幌):3月12日
○東北(仙台):3月13日
○北陸(金沢):3月14日
○九州(熊本):3月15日
○東海(名古屋):3月19日
○中国四国(岡山):3月20日
 
○問い合わせ先:JATAFFイノベーション事業部(東京都港区赤坂1-9-13)
○TEL:03-3586-8644

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