荒茶生産量2%増加2018年2月22日
・平成29年産茶―農水省
農林水産省は2月20日、平成29年産茶の主産県の摘採面積と生葉収穫量、荒茶生産量を公表した。
主産県の茶の摘採実面積は3万4500haで前年産に比べ400ha(1%)減少した。茶の生葉収穫量は36万9800tで同5300t(1%)増加。また荒茶の生産量は7万8800tで、同1700t(2%)増加した。
この調査は主産県を対象に行われるもので、主産県とは、直近の全国調査年(平成26年産)の全国の茶栽培面積のおおむね80%を占めるまでの上位都道府県などをさす。具体的には、埼玉、静岡、三重、奈良、愛知、福岡、佐賀、長崎、熊本、宮崎の11県と京都府となる。
なお、摘採実面積とは茶を栽培している面積のうち、収穫を目的として茶葉の摘み取りが行われた面積のこと。また荒茶とは、茶葉(生葉)を蒸熱、揉み操作、乾燥などの加工処理を行い製造したもので、仕上げ茶として再製する以前のものをいう。
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