農道の総延長距離17万km強へ2018年3月28日
・舗装率は36.2%。29年の整備状況調査
農林水産省は3月27日、平成29年の農道整備状況の調査結果を発表した。
それによると、わが国の農道の総延長距離(昨年8月1日現在)は17万3367kmとなり、そのうち舗装済みの総延長距離は6万2691km(舗装率36.2%)だった。また総延長距離を幅員別にみると、幅員1.8~4.0mが9万6725km、幅員4.0m以上が7万6642kmとなっている。
農道とは土地改良法にもとづく土地改良事業で造成され「農道」として農道台帳で管理されている幅員1.8m以上の道路のこと。ただし農道として造成された道路でも、すでに都道府県道路や市町村道路に認定されているものは含まない。
調査は、昨年11月から12月にかけて、全国の市町村1737件を対象に各地方農政局などから郵送で調査票を送り、政府統計共同利用オンライン調査システムで回収。回収率は100%だった。この調査結果は農業農村整備の推進と地方交付税の算定資料しても活用される。
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