1~3月の農産物輸出 前年比10.7%増-農水省2018年5月16日
農林水産省は5月11日、今年1月から3月の農林水産物・食品の輸出実績を公表した。対前年同期比で10.7%増加した。
輸出実績は2056億円。農産物が1286億円、水産物が682億円、林産物が88億円でいずれも前年同期より伸びた。
品目別では牛肉(50.6%増)、りんご(49.05%増)などが伸びた。また、日本酒も26.4%増となった。農水省によると日本食人気を背景に堅調な需要があるという。その他の農産物では中国で需要がある植木が38.6%増となった。
林産物では丸太が中国向けに増え、合板がフィリピン向けに増えたという。水産物ではアフリカ地域向けのサバが増えた。 農林水産物・食品の輸出は平成25年から5年連続で増加し29年実績は8071億円となった。政府は31年に輸出額1兆円を目標にしている。
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