「深植え定植」をテーマに市民講座 東北農研2018年5月17日
・キャベツの傾きにご用心!
農研機構東北農業研究センターは6月2日、同センター(岩手県盛岡市)で第19回市民講座を開く。※写真はイメージです。
今回のテーマは「傾きにご用心!キャベツの機械収穫をサポートする深植え定植」。業務用キャベツの機械収穫で問題となる傾きを防ぐ方法などを紹介し、意見交換を行う。講師は山本岳彦同センター主任研究員。
キャベツは昔から幅広く食されてきた野菜だが、近年は弁当や飲食店などの加工業務用途の需要が増えている。加工業務用キャベツは、スーパーで売られているキャベツより大玉なため、農家にとっての手取り収穫は重労働だが、近年は収穫機が開発されたことで作業負担は軽減されてきている。
しかし、キャベツの機械収穫にも課題があり、キャベツが傾くと機械の作業性が悪化するなどの問題が生じている。セミナーではそれを防ぐ方法について紹介する。
センターでは、地域の人々に農業研究開発の取り組みや最前線などを理解してもらうため、研究者自らが専門分野の話題を中心に分かりやすく伝える「市民講座」を実施している。次回(第20回)は7月7日、「病気に強い野菜の苗をつくる」をテーマに開催される予定。
今回講座の概要は次の通り。
○日時:6月2日、午前9時30分から10時30分まで。
○会場:農研機構東北農業研究センター北辰興農閣研修室(岩手県盛岡市下厨川字赤平4)
○定員:50名 (事前申し込みが必要で先着順)
○参加費:無料
○問い合わせ先:同センター産学連携室
○参加申込み方法:
・電子メール:www-tohoku@naro.affrc.go.jp
・電話:019-643-3573
・FAX:019-643-3588
○締め切り:5月31日
(関連記事)
・「つくば植物工場」研修会の開催へ 農研機構(18.05.17)
・菜の花畑を公開 国内唯一の公設ナタネ育種機関(18.05.09)
・「温暖化で野菜は食べられなくなる?」をテーマに市民講座(18.05.02)
・養豚廃水の窒素除去効率を5倍以上に改善(18.04.20)
・畜産の環境負荷 実際は4割減(18.04.19)
・【人事異動】民間出身の久間和生氏が理事長に 農研機構(18.04.06)
重要な記事
最新の記事
-
米価 過去10年で最高値 60kg1万5865円 対前年比114%2024年7月17日
-
【東京農業大学鼎談】実学主義の価値(2)DX戦略にも地域色拡充2024年7月17日
-
【東京農業大学鼎談】実学主義の価値(3)JAは食・農の好循環先導を2024年7月17日
-
「小さな協同」実践 JA松本ハイランドの自己改革 新世紀JA研究会全国セミナー2024年7月17日
-
「きっトラ」と「もし寅」【小松泰信・地方の眼力】2024年7月17日
-
【訃報】生活クラブ生協連の加藤好一顧問が逝去2024年7月17日
-
【人事異動】農水省(7月16日付)2024年7月17日
-
【注意報】ナシ、ブドウなどに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 三重県2024年7月17日
-
ガチャピン・ムックとコラボ「ニッポンエール」グミ発売 JA全農2024年7月17日
-
日本農業の未来をけん引する人材育成へ 宮城県加美農業高校とNTT東日本グループが連携2024年7月17日
-
唐沢農機サービス「夏の大展示会」開催 200台を超える農機具を展示2024年7月17日
-
【注意報】大型斑点米カメムシ類、カスミカメムシ類による斑点米発生に注意 千葉県2024年7月17日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 岩手県2024年7月17日
-
「第3回 全国桃選手権」開催 全国から45品がエントリー 日本野菜ソムリエ協会2024年7月17日
-
ハウス栽培向け環境制御システムのラインアップを拡充 クボタ2024年7月17日
-
【役員人事】石巻埠頭サイロ(4月1日付)2024年7月17日
-
葉の光合成速度の低コスト・低労力・高速推定法を開発 農研機構2024年7月17日
-
表参道で佐賀県産「いちごさん」絶品ひんやりスイーツ「いちごさんどう2024夏 」開催2024年7月17日
-
長野県塩尻市と山口県岩国市の歴史的風致維持向上計画を認定 農水省など2024年7月17日
-
生とうもろこしまるかじり 昭和村で農業体験開催 パルシステム群馬2024年7月17日